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1ヶ月で指パッチン(フィンガースナップ)を鳴らせるようになる方法

フィンガースナップ

 リズムを取ったり、マイクチェックしたり、セバスチャンを呼んだりするのに大活躍のフィンガースナップ(a.k.a. 指パッチン)。出来たら良いなと思っているあなたも今日から練習して、発火布製の手袋で炎を出したりしよう!

フィンガースナップの仕組み

 フィンガースナップは指を弾く動作によって音が生じている思われがちですが、実はそうでありません。
 実際に音が出ているのは拇指球(ぼしきゅう。親指の付け根のふくらんでるところ)です。親指から高速でリフトオフされた中指が拇指球に衝突することにより「パチ」という音が生じます。さらにこの衝突音が中指と小指で形成された空間で増幅されます。

 このような仕組みでパチンッと言う音が鳴っているのです。

フィンガースナップの練習

 まず、フィンガースナップには中指と親指を使います。人差し指ではありません。
 中指は自然に伸びた状態にします。伸ばしすぎず、曲げすぎず。中指を高速で打ち出そうと意識すると指に無駄な力が入って指が曲がってしまいがち。でも、指が曲がっているとそこで力が分散してしまって、速度が落ち、音が出ません。

フィンガースナップ
フィンガースナップには中指を使います。中指はまっすぐ、というか緩く弓なりになっています。
フィンガースナップ
鳴らす前と鳴らした後で明らかな動きがあるのは中指の第2関節のみ。それ以外はほとんど動きません。

 指先は乾きすぎていても濡れすぎていてもやりにくいです。買い物のビニル袋を開くときのあの湿り具合がたぶんベスト。
 また、薬指と小指は軽く握った状態にします。指を弾こうとすると自然にその形になると思うので、無理に意識する必要はありません。

 準備が出来たら、あとは親指から中指を高速でリフトオウフッ!

 最初のうちは全然音が出ないので、「ホントに鳴るようになるんだろうか」と思ったりしますが、そのうち鳴るだろうと信じて気長に練習してください。
 あまり無理すると総指伸筋周り(前腕部。肘と手の間の筋肉)が筋肉痛になって日常生活に支障が出たりするかもしれないので、練習はほどほどに。てか、筋肉痛になるほどやるのは力のかけ過ぎなので、もうちょっとリラックスしてやりましょう。慣れればほとんど力をかけることなく鳴らすことが出来るようになります。

 移動時間や昼休み、寝る前などのちょっとした空き時間にちょいちょい練習していれば、1ヶ月くらいで鳴るようになりますよ。

 ちなみに、指を鳴らすときに小指を立てると音が半音くらい高くなります。指は鳴らせるけどあんまり小気味よい音がしない、と言う人は試してみてください。あと、自分もそうなのですが、何故か利き手と反対の手の方がきれいに鳴る、という人がわりといるみたい? 何故かは不明。

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  • メーカー:スクウェア・エニックス
  • カテゴリ:コミック
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