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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

長岡市にできた「新潟県動物愛護センター」に行ってみた

 動物愛護や適正飼育の啓発に取り組むため、教育機能、動物愛護機能、適正飼育推進機能を備えた県民参加型の施設「新潟県動物愛護センター」が、2012年4月に「新潟県立歴史博物館」向かい、長岡市関原町にオープンしたという情報を得たので見学に行ってきました!

 明るくてとてもきれいな施設。動物たちも快適そうでしたー。

新潟県動物愛護センター

 以前「中越動物保護管理センター」を見学させて頂いたときに聞いた移転のお話。歴史博物館の前を通る度にこの辺りに出来るのかなーと気にしていたのですが、いっこうに建物の姿形は見えず。。
 忘れかけていた頃に新潟県のサイトで4/1オープンという情報を発見!いつのまにっ!そんなわけでさっそく見学に行ってきました!

新潟県動物愛護センター
歴史博物館と長岡市街が見下ろせます。

 「動物愛護センター」は「新潟県立歴史博物館」の向かいに完成。向かいと言っても一段高く、少し奥まった所にあるので道路からだと見えません。

新潟県動物愛護センター

 できたばかりで看板も少なく、少しわかりにくいのですが、歴博前の坂道を登ればそこに「動物愛護センター」があります。完成したばかりなのでとてもきれい。駐車場は広いのでけっこうな台数を収容できそう。

それでは中へ。

まずは受付

新潟県動物愛護センター

 入ってすぐのところにある受付に来館者記帳が用意されているので、名前と市町村名(市町村名まででOK)を記入。ざっと見た感じちょいちょい人が来ている様子です。

 ここで取材交渉。中を撮影したい旨を伝えると快諾して下さり、そして館内を案内して頂けることになりました。お忙しい中なのにありがとうございます!

館内を探検

 ここからは施設の様子を写真でざっと紹介していきたいと思います。

新潟県動物愛護センター
受付の隣りにある展示啓発室。災害時の動物保護の様子や活動の記録、またマイクロチップ等についての説明パネルが設置されています。
新潟県動物愛護センター
しつけ体験室。犬のしつけ講座などはここで開催されます。これは広い!
新潟県動物愛護センター
研修室。こちらで講習会、講演会などが開かれるそうです。
新潟県動物愛護センター
ふれあい体験室。譲渡対象の動物とここでお見合いをしたり、触れ合ったりできます。
新潟県動物愛護センター
ふれあいデッキから見た芝生広場。まだ雪が残っていましたが、春にはきっときれいな芝生に。犬を連れてくればオンリードで遊べます。※ドッグランではありません。

動物飼育室へ

新潟県動物愛護センター
ふわふわ招き猫。

 建物の奥の方に、保護された動物や、飼い主を募集している動物が収容されている部屋がありました。こちらにも入ることができます。

新潟県動物愛護センター
入室は靴の裏を消毒してから。
新潟県動物愛護センター
動物飼育室(犬)。広くてきれいです。悲壮感がないのがいいですね。譲渡対象の犬だけでなく、ふれあい要員の犬もいます。
新潟県動物愛護センター
動物飼育室(小動物)。モルモットがいました。床にアクリル板の柵が設けられていたので、今後こちらに出すこともあるのかも。
新潟県動物愛護センター
動物飼育室(猫)。とても明るい雰囲気です。そして白黒にゃんこさんがものっすごい元気な子でした。
新潟県動物愛護センター
検査・治療室。こちらは一般の方は入ることはできません。

そんな感じの動物愛護センター

新潟県動物愛護センター
段ボールの切り方に愛を感じる。

 「動物愛護や適正飼育の啓発に取り組む県民参加型の施設」という位置づけのため、かなりオープンな雰囲気です。新潟県が動物愛護に力を入れているのを感じます。以前見学させて頂いた「中越動物保護管理センター」と比べると、格段に広く、そして明るい印象。規模も違うのでこれはもう別物。そして国道8号線から近く、とても行きやすい場所にできたのがうれしいです。
 全体の雰囲気としては(語弊があるかもしれませんが)「研修室なんかもある、すんごくきれいな保健所、そこにペットショップの展示っぽい雰囲気を足しました」という感じ。建物に光を取り入れることを意識した造りだと思いました。

 気軽に行くことができ、立地も非常に良いのですが、道路から見えないのが難点。今後看板等もできると思いますが、愛護センターへ向かう場合は「新潟県立歴史博物館」を目印に。カーナビも歴博をゴール地点に設定しておくと良いと思います。

 広く、きれいなしつけ体験室や研修室はこれからの活用に期待大。駐車場も広いので、イベント等を開催するのにも良さそうです。ペットを連れて入館できるので、譲渡された動物たちの再会・近況報告の場となったらいいですね。

新潟県動物愛護センター
みゃーみゃー元気いっぱいでした。

 そして譲渡業務も開始されてました。新しい飼い主を募集している猫・犬については新潟県のサイトをご確認ください。見に行った時にいたすごく元気な白黒にゃんこさんも譲渡対象となり、飼い主を募集のページに掲載されていました。募集ページで気になった動物をすぐに、そして気軽に見に行けます。

新潟県動物愛護センター
入ってすぐの所にある自販機。缶ジュース1本100円とお安い。ネクター買いました。
新潟県動物愛護センター
しかも売り上げの一部が「動物ふれあい活動事業」に寄付されるそうです。

 歴史博物館や丘陵公園に行ったついでにふらっと立ち寄り、動物を見たり、休憩がてらジュースを買って帰ってくるのもいいんじゃないかと。行きやすい雰囲気、これってすごく大事。今は飼う予定がない人も、その施設の存在を知っている、行ったことがあるというのは大切なことだと思うのです。認知度アップが、譲渡率アップにきっとつながる。

 春と秋は子猫がたくさん収容される時期なので、これからの時期は見に行けば必ず子猫がいるのではないかと思います。難しいことは考えずに、気軽に行ってみる。これでいいと思います!せっかくいい場所にいい施設ができたのだから、まずは認知度アップ。自分もたまに行くかもですー!

新潟県動物愛護センター

所在地新潟県長岡市関原町1丁目2663-6
新潟県立歴史博物館向かい
開館時間9:00-17:00(迷子・負傷動物の保護受付は19時まで)
休館日毎週月曜日 12/29-1/3まで
入館料無料
TEL0258-21-5501
FAX0258-21-5502
施設構成建物、芝生広場、災害対応スペース、駐車場(乗用車40台、バス3台)
施設内の構成しつけ体験室、ふれあい体験室、展示啓発室、研修室、ふれあいデッキ、展望台、検査治療室、トリミング室、観察室
webサイト新潟県:新潟県動物愛護センター

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