十日町市に「妻有焼陶芸センター」が平成20年10月4日(土)にオープン。陶芸体験が出来るほか、本格的な職人養成コースも設置。
廃校となった小学校を改修して作られた、特徴のある陶芸施設です。
妻有焼陶芸センターがこの秋10月4日(土)午前11時オープンします。十日町市公式ホームページ 妻有焼陶芸センターこの秋10月4日(土)オープン!
国宝火焔型土器のふるさと新潟県十日町市に、4500年の時を越えて「窯場」が誕生します。
旧野中小学校を改修して作られたそうです。
廃校となった校舎を残したいと思っていたところ、妻有焼きを広めようという動きがあり、双方の思いが一体となって実現したとのこと。
廃校を利用しているという点でも話題になりそうです。また体育館を利用することで、大きな登窯を屋内に作ることができたそうです。
妻有焼きが始まった経緯
陶芸家吉田明氏は第3回大地の芸術祭への参加をきっかけに、この地域に豊富な焼き物の土と釉薬(ゆうやく)の材料を発見しました。そこから、縄文時代以来途絶えてしまった焼き物を新しい窯場として興そうという試みが始まりました。それは、「妻有焼(つまりやき)」と名付けられ、徐々に広がりはじめました。十日町市公式ホームページ 「妻有焼(つまりやき)」を紹介します。
妻有で採れる土は唐津焼きの土に似ているそうです。「越後妻有アートトリエンナーレ 大地の芸術祭」がきっかけとなって生まれた焼き物。大地の芸術祭がなければこのようにはなっていなかったかも。
陶芸センターは陶芸体験もできるようにし、観光の拠点としての役割が期待されているそうです。
また、「未来の陶芸家よ来たれ!」と本格的な職人養成コースも設置され、陶芸をささえる人材の確保に取組んでいくそうです。
オープン日には「妻有焼の里まつり」として様々なイベントが企画されています。
ろくろの無料体験、七輪陶芸体験 先着30名500円など、体験料がとてもお得になっています。興味がある方はオープン日に行ってみると良さそうです。
また、十日町振興局のサイトには登窯建設工事の様子が写真で紹介されています。登窯ができるまでを見てみたい!という方はそちらをどうぞ。
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