長野県の斑尾山から新潟県十日町市(松之山天水山)までの全長80キロものロングトレッキングコース「信越トレイル」が全線開通するそうです。
NPO法人 信越トレイルクラブ“いよいよ全長80kmにおよぶ信越トレイルが9月13日(土曜日)に全線開通します。「信越トレイル」とは、信州・長野県の斑尾山から、新潟県十日町市(松之山天水山)に至る全長80kmのロングトレッキングコースです。”
「信越トレイル」は平成17年7月から斑尾山-牧峠間の約50kmの運用が開始されており、今回、全線が開通し全長80kmとなるそうです。
飯山市観光協会 信越トレイル“信越トレイルとは。
長野・新潟の県境に位置する標高1,000m前後の関田(せきだ)山脈のほぼ尾根上に延びる全長80kmにおよぶ国内でも稀なロングトレイルです。ブナ林に育まれた自然豊なこの山脈は、かつて信濃と越後を結ぶ交通の要所として16もの峠道が存在し、越後からは塩や海産物が、信濃からは内山和紙や菜種油が運ばれ、戦国時代には上杉謙信が川中島の合戦の際に何万もの兵を連れて峠越えをしたとも言われています。”
「地名に残る歴史の物語」というのがいいですね。
80kmの全行程を歩くには一般の人で4-5日かかるとのことです。なので「信越トレイル」を全部踏破するには宿泊施設を利用しながら歩くのが良いようです。
また「信越トレイルクラブ加盟宿泊施設」では最寄の駅やトレッキングコースの入り口までの送迎サービスを行っているところが多くあるそうです。
80kmもの長いコースですが、途中に道路と交差しているところが何ヶ所かあるそうなので、全部歩かなくても、全行程の一部を歩くということも出来るそうです。「自分の体力やプランにあったコースを設定してください」とのことです。
長いコースなのでいろいろな風景に出会えるようです。同じブナ林でも、樹齢100年ほどの木が整然と美しく並ぶ林や、雪の重みで湾曲したり、横に伸びるように成長したブナの並ぶ林があったりするそうです。
また途中の峠では日本海が見え、天気がよければ佐渡まで見えるそうです。
山の上から佐渡が見えるのはちょっと意外な感じがします。