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とある博物館の売店の営業は無事に終了しました。

自分の欲しい観光情報サイト

 今のicoroのウェブサイトは、常時未完成、常にベータ版のweb2.0式。そんなわけで、気が向いたときにちょこちょこといじって改善を図っています。

 今日も「スポットの基本情報のところをもっと見やすくしたいなぁ」と思って、他の観光情報のサイトをちょっと探してみたのですが。良いのがあったら参考にしよう(パクろう)と思って。でも、やっぱりどのサイトも微妙。

 だから、icoroはじめたんだけど。

 写真はパンフかなんかのスキャンしたっぽいもの。所在地や開館時間などの当たり障りのない情報をホームページビルダーで何も考えずにテーブル組み。トップページは結構きれいに作ってあるのに、観光地の詳細ページはおざなりな作りだったり。程度の差こそあれ、結構有名な観光地でもそんな感じ。観光協会なら、うちみたいな小さな会社より、もっと情報得られるだろうし、コネクションもあるだろうし、もっといいもん作れるだろ?とか思うのですが。

 みんなあんな情報で満足してるんでしょうか。もしかして、みんな『るるぶ』を買うからネットなんて調べないのか? なんというか、掲載する情報に関して、責任を取ることを避けているような感じがするんですよね。だから、内容は当たり障りないし、他でも(それこそ『るるぶ』で)分かるようなことしか載ってない。

 でもね、観光って、これからの時代、結構重要だと思うんですよ。外国人なんかが観光でやってくれば、外貨の獲得につながります。日本が1000兆円の借金抱えて、いつ潰れてもおかしくない時代だからこそ、外貨の獲得というのは大きいです。

 今年、長岡市に合併した与板には、「楽山亭」というものがあります。そのうち紹介ページ作ろうと思ってますけど。わざわざ職人を京都に送って修行させて作ったという建物で、趣も歴史もあるわけです。空襲にあった長岡にはそういう歴史のある建物があまり残ってないので、長岡市はこれを歓迎しているようです。
 この建物を保存してきたのが、実は民間の有志。その中心メンバーである内藤モータースの社長曰く、「これからは待っていてもなにもならない。自分から手を挙げてかなきゃいけないんだ」だそうです。
 新長岡市になって、長岡市の面積は広がり、観光スポットも増えた。でも予算は限られている。だから、全部に均等に予算をつけるわけにはいかない。そしたらどうするか。がんばってるとこに金を出す。がんばってるとこに人は行く。そういうものです。

 今は小さな町の話ですが、長岡市も、新潟県すら、これは他人事ではなくなっていくと思います。州制の議論が出ている中、これからは市単位、県単位でそういう風になっていくのではないかと思います。

 観光、舐めたらいかんのです。

 という、大義名分。
 でも、結局のところ、自分があったらいいなぁと思うものを作ってる、というのが一番の理由だったりして。

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