「Simple Amazon」はWordPressでAmazonの商品を表示する事が出来るプラグインです。
Ver. 5.0では、各国のAmazonへの対応とWordPress 3.0への対応を行いました。
Ver. 4.0からVer. 5.0への主な変更点は以下の通りです。
- Amazon.ca, .de, .fr, .co.uk, .comのAmazonの商品表示に対応した。
- Amazon.ca, .de, .fr, .co.uk, .comのアフィリエイトに対応した。
- 管理場面からキャッシュを削除する機能を削除した。
インストール
- ダウンロードした zip ファイルを解凍します。
- simple-amazon フォルダを wp-content/plugins フォルダに転送します。
- cacheディレクトリのパーミッションを777(または707)にします。
- 管理画面から simple-amazon を有効化します。
- プラグインの管理画面に移動して、「Access Key ID」と「Secret Access Key」を入力します。Access Key ID と Secret Access Key は http://aws.amazon.com/ で取得してください。
- 必要に応じて「オプション設定」を設定します。リンクウィンドウの挙動や詳細表示を設定できます。「アソシエイト ID」は入力しなくても機能します。
- 記事本文中にAmazon.co.jpの商品詳細ページのURLをコピペするだけAmazonの商品情報が表示されます。各テーマの php ファイルに <?php simple_amazon_view(‘ASIN’); ?> と記載することでも表示出来ます。
アップグレード
ファイル構成が変わっているので、以前のバージョンからバージョンアップする場合は、ディレクトリごと置き換えて下さい。置き換えた後は上記の「インストール」の方法に従って、設定をして下さい。
ダウンロード
Ver. 5.0の新機能
今回は海外のAmazonへの対応とWordPress 3.0への対応が主な変更点となっています。
海外のAmazonへの対応
icoroでもたまに海外のAmazon.co.ukの商品を紹介することがあったので、この際、海外のAmazonにも対応させてしまえ！と言うことで対応してみました。日本を含めた6ヵ国のAmazonに対応しています。
ついでにアフィリエイトにも対応しています。そのため、アフィリエイトIDを入力するフォームが増えてちょっと見にくくなっていますが、とりあえずこれで勘弁してください。。そのうち良い整理方法を思いついたら変えます。。
ちなみにukのAmazonにicoroを申請してみたのですが、日本語読めないから無理と断られてしまいました。(当たり前か。。)
WordPress 3.0への対応
WordPress 3.0でついにWordPressとWordPressMUが統一され、ひとつのWordPressで複数のウェブサイトを運用できる「マルチサイト」が使えるようになりました。
そこで問題になるのが、Amazonから取得したデータをキャッシュとして残す際の方法です。
サイトごとにキャッシュを管理する方法をとる方が良いか、ネットワーク全体でキャッシュを共有する方法の方が良いか、ちょっと考えたのですが、結局、ネットワーク全体でキャッシュを共有する方法を採りました。
理由は、実装が簡単だったのと、それぞれのサイトでキャッシュファイルを作成するよりも、全体で共有した方が効率が良さそうだから。
たとえば、2つのサイトをマルチサイトで運営していて、両方のサイトに「A」というAmazonの商品を入り付けた場合を考えると。
サイトごとにキャッシュを作成する方法を採った場合、ネットワーク全体ではPAAPIへのアクセスが最低2回発生し、2つのキャッシュファイルが作成されることになります。
一方で、キャッシュファイルを共有する方法を採った場合は、ネットワーク全体では、PAAPIへのアクセスが最低1回で済み(2回目以降はキャッシュファイルを読むので)、キャッシュファイルも1つで済みます。
まあそんなわけで、ネットワーク全体でキャッシュファイルを共有する方法を採ることにしました。
でもちゃんと動作を検証したわけではないので不具合があるかもめ。
編集後記
海外のAmazonに対応したので、次は「多言語化」でしょうか。そしたら、WordPressのプラグインディレクトリに公開できちゃうかも？
関連リンク
追記
2010/08/05
Simple Amazon Ver. 5.1を作成しました。