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話半分で受け取ってください。

なぜ謝罪を要求する?慰安婦問題について韓国の女子高生に聞いてみた

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2015年の慰安婦問題日韓合意のあとも結局すっきりせず、くすぶっている印象の慰安婦問題。韓国に住む女子高生と話す機会があったので、そのあたりの考えや気持ちを聞いてみました。韓国人のイチ高校生の意見ですが、なにかしらの参考になれば。

はじめに

議論をしたわけではないので、全体的にふんわりした内容となっています。最後まで読んでも打開策は出てきません。「あーそういう考え方なのかー」というあたりが伝わればいいかなーと思ってまとめてみた次第ですのであしからず。

聞き手である私の思想ですが「最終的かつ不可逆的な日韓合意でもう終わったじゃん? 終わりにするって決めたじゃん??(でも終わらないんだろうなーあの国はなー、なにがしたいんだろうなー)」という感じです。ハイ。

親日派の子です

話を聞かせてくれた女子高生はソウル近郊の高校に通う女子高生。たぶんけっこう優秀な子です。元々日本に興味を持っており、海外の友達を作ろう的なアプリで「日本語を教えて欲しい!」ということで2年程前に友達になりました。いわゆる親日家・知日派に当たるタイプだと思います。高校の第二外国語では日本語を選択、大学進学後は日本に留学したいそうで、この1年で日本語が一気に上達。電話で会話できるほどになりました。
普段はLINEで連絡を取り、たまに手紙を出したり、LINE通話をしたりしています。今回の会話も電話(LINE通話)で進行。相手の考えは否定せず、相手を知ろうという姿勢で話を聞きました。

慰安婦問題について韓国の女子高生に聞いてみた

日韓合意を受け入れた韓国政府は国民の敵

韓国人女子高生の意見:慰安婦問題日韓合意は韓国政府が勝手に決めたものであり、国民・市民はそれを認めていない。お金で解決するのは元慰安婦の気持ちを踏みにじる行為。お金を受け取った政府はもう戦う意思がないということを表している。政府はもう戦ってくれない、政府は敵。だから国民が戦う。

 日韓合意を受け入れた自国の政府は敵という認識でした。それゆえ日韓合意後から市民の活動が活発になっていると思われます。ちょっと構図が見えてきたような。多分、韓国政府は日本と国民の板挟み。

「日本には謝ってほしいだけ」の意味

 韓国人とのやりとりでよく聞く、またはみかける「謝罪」「謝罪しろ」という言葉。これがイマイチ理解できないわけで。国民性の違いかなーと思っていたのですが、今回のやりとりでちょっとその思考がわかりました。

韓国人女子高生の意見:日本はお金だけ払ってすべて終わりにしようとしてる。これでは謝罪にならない。元慰安婦の前でちゃんと謝るべき。誠意が見えない。

 日本人の感覚では「高額なお金を支払う」というのはかなり上位の謝罪方法だと思うのですが、韓国ではそうではない、それどころか「お金で解決 = 侮辱されている」と感じるようです。「ふたことめには謝罪がーっていうけど、どゆこと??」と思っていたのですが、純粋に「ごめんなさい」「すみませんでした」という言葉、そして謝っている姿が見たいようです。

韓国人女子高生の意見:元慰安婦のおばあさんたちは韓国政府を通じて支払われた賠償金は受け取っていない。受け取ったらもう謝罪してもらえないから。

 お金が欲しくてごねているんだと思ってましたが、どうやらそうではないらしいです。本当に「謝罪して欲しい」様子。謝罪に対する意識の違いをお互いに理解しないと解決できない気がしてきた。

韓国人女子高生の意見:天皇が謝罪してくれればいい。そうすればみんな納得できる。お互いに平和になれる。

 最終的な目標(最大の目標)は天皇からの謝罪のようです。「天皇は政治に関われないから無理だと思われ……」的なことは言いませんでした。

「年上を敬う気持ち」がすごく強い

儒教の影響なのか、話をしていると「年上を敬う気持ち」「年上の人の考えを尊重する気持ち」がとても強いと感じることが多かったです。慰安婦問題に対する活動・応援もその延長線上にあり、「年輩の人の主張は絶対に正しいもの。若者はそれを叶えてあげる、支えてあげるべき」という姿勢で手伝っている様子。美徳に近い気持ちだと思われます。「年輩の慰安婦が謝罪を望むのなら、それを手伝うのはごく当たり前」「ひどいことをされたのなら、私たち若い世代が怒るべき!」という気持ちで声を上げているようです。

ついでに抗議活動を手伝うことについてですが、イメージとしては部活動やボランティア活動の様な感じで、ごく当たり前に、気軽に行っている様子でした。思想・信条とかの重いものではなく、ごくごくナチュラルに活動。「困ってる人がいたら助ける」くらいの気持ちだと思われます。

時間がない

ここ最近は「元慰安婦が高齢になってきているので急がなければならない」という焦りが強く出ている様子です。「本人が生きているうちになんとしてでも謝罪を!」という強い気持ちが感じられました。
その反面というかなんというか、亡くなってしまったら謝罪は不要っぽい? 「その時代のことはその世代の問題」という意識があるようです。日本よりもそのあたりはドライな印象を受けました。「生きているうちになんとかしないと!」という気持ちが前面に出た結果が最近の過激さに繋がっている様子です。

毎週水曜日に領事館・大使館前に元慰安婦が行くらしい

週1回、毎週水曜日に元慰安婦が領事館前などで座り込みのようなことを行っているようです。そうだったのか。

慰安婦像はそこからの派生?

慰安婦像設置の意図がわからなかったのですが、高齢だから常に座り込みをしているわけにはいかない→代わりに像を置こう! という発想っぽい? そして像という形が見えるものを置くことで「若者はこれだけやってますよ!」というアピールにも繋がる? この辺りは私の憶測も含んでいるのでちょっと不正確かも。全体的に「謝罪」にしろ「像」にしろ、目に見えるものを大事にしている印象でした。

そんな感じ

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なぜ謝罪を求めるのか、なぜ像を置くのか理解しがたかった部分が、話を聞くことでちょっとだけわかったような、理解はできないけども……考え方を把握できた、そんな感じです。親日派でもこうなので、そこに反日思想が加われば過激化するのはさもありなん。

冒頭で書いたとおりこれでなにかが解決するわけではないのですが、自分と同じように疑問に思っている人が「あーそういう考え方だったのねー」と理解するきっかけ、または単に知識欲を満たすなにかになれば。

で。元徴用工についてもこの構図が当てはまるような……そんな感じでした!

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