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結婚で名字と住所が変わったので変更手続きをしてみた

柄入りハンコ

 じつは昨年、ひそかに引っ越しと結婚をしておりました嫁入りしたほうの岡本(旧姓 関根)です。結婚後にした住所・氏名変更の手続きをまとめてみました! こうするとスムーズ! というポイントもあり!

結婚に伴う届け出

 先に大事だと思った点をまとめておきます!

手続きをスムーズに進められるおすすめの順番

  1. 住民票はできるだけ早めにもらっておく
  2. 郵便の転送手続きを行う
  3. 運転免許証(本人確認証)の住所・氏名変更をする
  4. 郵便・銀行口座の名義変更をする
  5. クレジットカードや保険、その他諸々の変更をする

 同棲→入籍の順の場合は郵便の転送手続きを先に済ませるとよりスムーズかと思います。

こうしておくとよいかも? というポイント

  • 入籍と引っ越しは同時がおすすめ(住所変更と氏名変更が同時だと楽)
  • 新氏名(新しい名字)の印鑑は早めに作っておく
  • とりあえず新・旧両方の印鑑を持ち歩く
  • 旧姓の口座をひとつ残しておく

 以下、結婚によって住所と名字(氏)が変わる人目線(嫁入り/婿入り目線)で書いていきます。

市役所に婚姻届と転居届を提出

 まずは市役所等へ行き、婚姻届と転居届を提出します。そのへんについてはこちらをどうぞー。

 無事に受理されれば晴れて新しい名前に。おめでとうございます! ありがとうございます!

住民票はすぐもらっておこう!

 婚姻届を提出後、窓口で「新氏名が記載された住民票はいますぐ必要ですか?」という聞かれ方をしたので「え? あ、いやとりあえず大丈夫です」と答えてしまったのですが後で後悔。運転免許証の住所・氏名変更で住民票が必要になります。結婚後の変更手続きは本人確認証(=免許証)がなくては進めません! 免許証を持っているのであれば住民票は手に入れておきましょう。
 あとで調べたところ、本籍地・住所・婚姻届提出先が同一市内だった場合は、婚姻届提出後すぐに新しい住民票を取得できるようです。自分はこのパターンだったのに逃してしまったぁ! 婚姻届提出時に住民票をもらわなかった場合や、別の市町村からの転入などの場合、変更が反映された新しい住民票を取得できるのは婚姻届の提出後数日経ってからとなります。長岡市は1週間〜10日後から取得可能。というわけで1週間、変更手続き行脚の足止めをくらいました。

助成等を受けている場合

 市町村からなんらかの助成(介護保険、手当、医療費助成等)を受けている場合は改姓・住所変更・保険証変更の手続きをする必要があります。婚姻届を出し、その足で福祉課の窓口へ行けるとスムーズです(手続きは後日でもできます)。
 その際、書類一式と認め印(新しい氏のもの)が必要になります。新しい名字の印鑑は早めにひとつ作っておきましょう。

郵便局の転送届・氏名変更届を出す

 市役所での届け出の際に「日本郵便株式会社 転居届管理センター」宛の「転居届」がもらえるので、必要事項(新・旧の住所、旧姓・新しい姓など)を記入して郵送します。しれっと新しい姓の認め印が必要。これを出しておけば手紙類は新住所・新氏名へ転送されます。
 上でも書きましたが同棲→入籍という順の場合は、先に転居届を出しちゃうのもありかと思います。転居届は郵便局でもらうことができます。

 氏名変更をすると書留などで重要書類が多く送られてくるため、受け取りの印鑑を押す機会も多いです。旧姓・新しい姓両方の印鑑をすぐ出せるようにしておきましょう。

運転免許の住所変更

 婚姻届を提出し、新しい住民票を手に入れたら免許証の住所・氏名変更を行います。なにはなくとも免許証。今までの免許証、新氏名・住所の記載された住民票を持って免許センターもしくは警察署に行きます。
 以前、引っ越しをしたときは免許センターで、今回の結婚に伴う変更のときは警察署で免許の変更をしてきました。警察署のほうが受付時間が長く、空いているので手早く終わらせたい人におすすめ。土日休みの人は日曜日もやっている免許センターがおすすめです。新住所・氏名は裏書きだけ、写真撮影はありません。手数料などもありませんでした。

郵便局・銀行で口座の名義変更

 郵便局・銀行では住所・氏名の変更のほか、届出印が旧姓だった場合は改印(届出印の登録し直し)が必要になります(※下の名前の印鑑を使っていた場合は改印の必要はなく、引き続き使用できます)。免許証などの本人確認ができるもの(新住所・新氏名が記載されているもの)、新しい印鑑、通帳、キャッシュカードを持って行きましょう。
 なお、キャッシュカードには名前が印字されているので新しいものに作り替える必要があります。新キャッシュカードは後日自宅に郵送されます。通帳はひとまず二重線で氏の部分を修正、次の通帳から新氏名になるようです。

 で。じつは結婚を控え、新しい印鑑を作っていたのであります!

名義変更→引き落とし口座の変更の順で!

 クレジットカードや保険料等の引き落としに使っている口座は、口座の名義変更→契約者名義変更の順で変える必要があります。口座は早めに名義変更をしておくとお金に関係する変更をテンポ良く進めることができます。

口座を複数持っているなら旧姓の口座をひとつ残しておく!

 結婚を機に保険を見直したり、解約することも少なくないかと。旧姓時代に契約、結婚直後に解約・払戻金が発生した場合、払戻金の振込口座の名義と保険契約者の名義が異なる状態が発生する可能性があります。自分は自動車保険の解約でこれをやらかしました……車屋さんにがんばってもらってなんとか受け取ることができましたが、旧姓の口座をひとつ残しておけばよかったと思いました。というわけであまり使っていない口座があれば、それはしばらく旧姓のままにしておくと良いかも?

以降は箇条書きで紹介

 郵便物の転送手続き、免許証の変更、口座の名義変更が終わったらクレジットカード、携帯電話、保険などの各種契約しているものの変更に入ります。自分が変更手続きしたものと手順を箇条書きでまとめました!

  • クレジットカード(楽天カード):サイトから申請書送付を申し込み、必要事項を記入して郵送(口座の記入もあるので届出印が必要)。後日新しいクレジットカードを受け取り
  •  
  • 楽天銀行:住所変更はサイトで可能。姓の変更はサイトでは不可。書類請求し、必要事項を記入して本人確認証のコピーを添付して郵送
  • 携帯電話(docomo):iメニューから氏名変更の書類請求。※家族割りも絡んだので後日docomoショップで変更
  • dカード:ネットから改姓の書類請求。必要事項を記入して返信(以前、住所変更を際した際はネットからできずに電話で請求)。後日、新しいカードを受け取り
  • 県民共済:電話またはハガキで「姓名変更申請書」を請求、必要事項記入して返信(含む口座変更)
  • 自動車関係(名義や保険):車屋さんに相談、手続きをお願い
  • 奨学金(新潟県奨学金):「転居(転職・改氏名)届」をサイトからダウンロードして印刷、奨学生番号、整理番号等を記入して郵送
  • 各種通販サイト:サイト上から氏名、住所(届け先)、クレジットカード番号を変更
  • 親の保険関連:受取人の名義変更等。親に新住所と氏名を報告

 住所変更はネット上で簡単に行えることが多いですが、名前の変更となると一気に難易度が上がります。紙媒体での提出&本人確認証の添付が必要なことが多くてめんどい! あとキャッシュカードやクレジットカードなどの名前が印字されているものは(当たり前ですが)全て新カードに作り直しです。続々と送られてくる書留を受け取るのもなかなか大変。

思ったことなどなど

引き落としがうまくいかないことも……

 口座切り替えのタイミングがずれたり、書類に不備があったりで引き落としに失敗することがあるかもしれません。自分は届出印相違をやらかしました。そんな感じでなかなかうまくいかないこともあります。落ち込まずにがんばりましょう。

病院の診察券も全部変わる

 かかりつけ医院・病院は、氏名変更後の最初の診察時に受付で氏名が変わった旨を報告。新しい診察券を渡されます。総合病院だと手続き上、もう一度初診の書類を書かないといけない場合もあるので、時間に余裕をもって行くとよいです。すっかり忘れてて、外来受付終了時間ギリギリに行ったら危なかった……

平日休みじゃないとけっこうかかるぞ……

 平日に時間が取れるので銀行めぐりなどは簡単でしたが、土日休みの仕事だとなかなか大変なんじゃないかと……「氏名変更に1年かかった!」とか聞きますが、都市伝説じゃなかったんですね……私は主要なものは2週間ほどで変更手続きを終わらせることができました。
 あと私の場合はまるっと抜けていますが、会社への報告もお忘れなく! また、各種資格を持っている方は資格の更新も必要になるかも??

あとは徐々に変えていきます

 たぶんまだ忘れてるサービスがいくつかあるはず。急ぎのものは終わったと思うので、以降は思い出した時に変えていく所存です。

 そんな感じの氏名変更でした! これ、結婚が遅くなるほど(年齢が上がるほど)契約しているものが増えて大変になる気が……
 こういった細々とした手続きが好きではない私のような人は勢いで進めちゃうのが良いです。立ち止まったらそこで試合終了です。重要なものだけとにかく勢いで変更を進めるのがおすすめ! あとは追々で!

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