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プリムスのストーブ「P-2263」のOリングを交換してみた

ストーブのメンテナンス

 プリムスのストーブ「P-2263」のOリングを交換することにしました。

 10年くらいぶりに日の目を見ることになった「P-2263」。さすがにOリングが劣化してそうだったので、この機会に交換することにしました。今回はバルブ受けのOリングの他に、スピンドルのOリングも交換します。

バルブ受けのOリング交換

ストーブのメンテナンス

 バルブ受けのOリングはプリムスから販売されています。今回は最寄りのアウトドア用品店で調達しました。価格は200円くらい。ただのOリングにしては高い気がしますが、純正品というのはそういうものだと思って甘んじて受け入れます。
 交換用のOリングは機種によって型番が異なるので、購入前に確認しておきましょう。

ストーブのメンテナンス

 まずは、古いOリングを取り外します。交換する際は安全ピンがあると便利です。

ストーブのメンテナンス

 左が新しいOリング。右が古いOリング。思ったほど劣化してる感じはありませんでした。

ストーブのメンテナンス

 新しいOリングを装着します。安全ピンのバネ部分で押し込むと楽です。

ストーブのメンテナンス

 きれいにはまったら交換完了。

 交換した後は取り付け時のガス漏れが減ったような気がしますが、気のせいかも……?

スピンドルのOリング交換

ストーブのメンテナンス

 キックバック(調整バルブのノブから手を離すと炎が弱くなったりする現象)が酷かったので、スピンドル(調整バルブのネジ)のOリングも交換することにしました。
 スピンドル部分をばらすのはメーカー非推奨みたいなので、ここからは自己責任でいくよ! ガス漏れ かーらーのー 大爆死しても自己責任だよ!

ストーブのメンテナンス

 まずは調整バルブを外します。P-2263は10番のレンチで外せました。

ストーブのメンテナンス

 スピンドルにはグリスがついているので、パーツクリーナーをぶっかけて洗浄します。スピンドル受け側にもついているので、こちらも洗浄。

ストーブのメンテナンス

 左が新しいOリングで、右が古いOリングです。スピンドルのOリングはプリムスから提供されていないので、自分で適当なものを調達する必要があります。
 P-2263ではS4(内径3.5mm、線径1.5mm)のOリングがだいたい同じサイズのようです。調達したOリングの材質は耐熱・対薬品性の高いフッ素ゴム。ニトリルゴム(NBR)でも戦えないことはないかも。

ストーブのメンテナンス

 新しいOリングを装着したらうっすらグリスを塗布します。シリコングリスがベストっぽいですが、最寄りのホームセンターで売られていたシリコングリスは量が多すぎる上に高かったので(100gで2000円弱とか)、一番やっすいリチウムグリス(80gで120円とか)を使いました。耐熱温度120℃くらいですが、まあ、そんなに熱くならんだろうということで。特に反省はしていない。

ストーブのメンテナンス

 ばらした部品を組み上げて完成。

ストーブのメンテナンス

 試運転。キックバックは大幅に改善されていました。P-2263は不滅です。

ストーブのOリングは消耗品です

ストーブのメンテナンス
持っているのはP-2263ですが、なぜかケースは2253のものであることについこの間気が付いた。

 バルブ受けのOリングを交換した効果は正直あんまり分からなかったのですが、スピンドルのOリングは効果テキメンでした。ドピーカンの空の下だと炎がよく見えなかったりするので、ガスの量をちゃんとコントロール出来るのは安全上重要です。なにより、炎が調整した大きさでぴたりと決まるのはチョー気持ちいー!

参考

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