※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

行ってきた水族館の感想・見どころをざっくり紹介 – 鶴岡市立加茂水族館

加茂水族館

 山形県鶴岡市にある「鶴岡市立加茂水族館」について、見どころや割引・クーポン情報、そして行ってきた感想をざっくり紹介! 2014年6月に「クラゲドリーム館」としてリニューアルオープン予定の加茂水。あえてリニューアル前に行って来ました! クラゲ好きなら行っとくべし!(リニューアルを待つのもアリ。)

加茂水族館の旅

 加茂水族館は5年前に一度行ったことがあり。だがしかーし。現在リニューアルを控えているとのことで、今のうちにもう一度見ておきたい! いや、見ておかねば! と思い立ち、夏休みも終わり水族館に静けさが戻った2013年9月の初めに行ってきました。

加茂水族館の感想などなど

規模・印象

加茂水族館
この往年の雰囲気がたまりません。

 けっして大きくはなく、全体的に古い印象を受ける水族館ですが、やはりそこには味・そして渋さがあります。規模・雰囲気は新潟県長岡市の「寺泊水族博物館」に似た感じです。でもアザラシやアシカなどの海獣がけっこういたり、ショーが充実していたりと、規模のわりに見どころや大物の展示が多い印象。

加茂水族館の旅
庄内浜の海水魚コーナー。生態だけでなく、味についての言及も多々あったりするのがおもしろい。

 加茂水といえばクラゲ! というわけで、旅行雑誌やパンフレット等ではよくクラゲ水槽:通称(愛称?)「クラネタリウム」の写真が使われているかと思いますが、基本的には昔ながらの町の水族館。その中にクラゲに特化したゾーンがある感じと思ってもらうと良いかと思います。全体がクラゲだと思っていくと、あれ? となっちゃう可能性あり。クラゲ水槽に辿り着く前の昔ながらの水族館も是非楽しんでください。

観覧時間の目安

 規模は小さいわりにショーが豊富にあるので、ショーを全部見ると2時間-2時間半くらいかかるかと思います。ショーを抜かすと1時間-1時間半くらいでササッと見学できちゃうかも。

見どころ・ショー

加茂水族館の旅
照明が落とされ、クラゲ水槽の明かりが印象的なクラネタリウム。

 なんといってもクラゲの展示ゾーン「クラネタリウム」が一番の見どころ! 照明で照らされた水槽は雰囲気があるのはもちろん、案外クラゲが観察しやすくてとてもいい感じなのです。

加茂水族館の旅
レインボーカラーにライトアップされるミズクラゲ。

 常時30-40種のクラゲを展示しており、展示種数は世界一。他の水族館では見られない様々な種類のクラゲを見ることができます。クラゲ好きな人にはオススメ! クラゲに癒やされるー。ここにいたい。住み込みたい。

加茂水族館の旅
アシカショーの図。

 ショーはウミネコの餌付け(1日2回)、アシカショー(同、4回)、あざらしタッチ(4回)、クラゲの給餌解説(4回)が行われています。ただし冬期間はショーが開催されない時期があり。ショーがない時期は入館料が安くなる親切設定です。(でももうリニューアル入っちゃうからあんまり要らない情報。)

加茂水族館の旅
窓口でゲット!

 ショーのひとつである「あざらしタッチ」に参加するには窓口で配布されている参加券が必要です。アシカショーの後に開催されるので、自分が見ようと思っているアシカショー後の回をゲット。でも先着15名なので、ゲットできただけでもラッキーかも。たぶん土日祝日はかなり競争率高いんじゃないかと思われます。

お土産、売店、食事

加茂水族館の旅
その名も「クラゲレストラン」。

 クラゲ定食にクラゲラーメン、クラゲアイスまで楽しめるレストランがあります。お昼時は混み合うので時間をずらすと良いかも。館内でしっかりと食事ができる上、食べ物までクラゲ尽くしにできるとか至れり尽くせり。

加茂水族館の旅
キクラゲはクラゲじゃないので間違えないようにね!

 たぶん一番人気のクラゲラーメン。クラゲが練り込まれた麺はプリプリでした。あとスープが美味しい。ラーメンとして普通に美味しい。クラゲ三昧のクラゲ定食もおすすめ。クラゲレストラン、やりますなー。

加茂水族館の旅
加茂水オリジナルのお土産もいっぱいです。

 売店ではクラゲが入っているクラゲまんじゅうやクラゲ羊羹、クラゲの入っていない普通のクッキー等、お土産が豊富です。クラゲのぬいぐるみも大きいのから小さいのまで、しかもいろんな種類があります。思わず買いたくなる危険ゾーン。サカサクラゲのぬいぐるみ(大)を買った友人を知っている。

個人的にお気に入りの展示

加茂水族館の旅
お姉さんがわかりやすく説明してくれます。

 わかるようでわからないアザラシとアシカの違いをアシカショーの中で知りました。そうか、歩き方も違うのかと納得。リニューアル後はアシカステージも大きくなるらしいので期待大です。以前はショーのない時期(入館料の安い時期)を狙って行ったのですが、ショーがある時期の方が絶対おすすめです。やっぱりショーはいいものですね。

加茂水族館の旅
記念撮影水槽。

 なんとクラゲと一緒に写真を撮れるという画期的&ハイテクな設備。こだわると案外いい写真が撮れます。

加茂水族館の旅
あざらしーず。

 5年前の時も感じたのですが、飼育員の方々がとってもフレンドリーなのです。なにか質問するととっても丁寧に詳しく教えてくれます。前々から気になってたんだけど……ということも聞いてみると良いかも? 自由研究にも良さそうですね。

加茂水族館の旅
あの伝説の妖怪(?)「ケサランパサラン」がいる(?)のです!

 郷土の歴史、伝承に根付いた展示、説明も見どころですよ!

クーポン、割引等

 ※割引情報等は変更となる可能性があります。必ず施設等でご確認ください。

 今回行くにあたり、クーポン等を探したのですが見つかりませんでした。残念!

そんな感じ

加茂水族館の旅
こちらもクラネタリウムの一画。

 クラゲ好きなら行っておくべし! という水族館。普通の水族館ならば熱帯の魚等がいるゾーンをまるっとクラゲの展示に切り替えた感じなので、魚の数・種類は少ないです。でもこの切り替えが功を奏し、クラゲに特化したことで小さな水族館が今や世界一の水族館に。リニューアル前だとその切り替えの流れや痕跡をところどころに感じることができるんじゃないかと。かなり通向けな楽しみ方ですが。

加茂水族館の旅
新館は現水族館の前に建築中。白くておしゃれな外観の水族館に生まれ変わります。

 リニューアルしたら行きたい! という方も、これはリニューアル前に行っておかねば! という方も。今後の加茂水族館の営業予定はこちら!

  • 2013年(平成25年)11月末まで:現在の水族館での営業
  • 2013年(平成25年)12月より:移転準備のため一時閉館
  • 2014年(平成26年)6月:新水族館オープン

 古い水族館には古い水族館の良さがあるわけで。リニューアル前に行けて良かったです。でもリニューアルしたらまた行ってこねばと思っています。それはそれ、これはこれ。なんだかんだ言ってもリニューアルが楽しみです。

詳しくは電子書籍で!

加茂水族館の旅

 というわけで(これでも)ざっくりとした感想でした! じつは加茂水については「加茂水族館への旅」として電子書籍にまとめているのです! 加茂水についてより詳しく知りたい方、これじゃあ物足りないよ! もっとクラゲについて聞きたいよ! という方は是非こちらを!

 クラゲの魅力、加茂水の魅力について余すことなく存分に語っております! いやー、クラゲ、いいですねぇー。リニューアルも楽しみですねー。

鶴岡市立加茂水族館

関連する記事