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上越市立水族博物館

 水族館ざっくり紹介の第2回は、新潟県上越市にある「上越市立水族博物館」。その立地から長野方面からも訪れる方が多い水族館です。ちょっと古いながらも程よい規模で見応えがあります。立つアザラシとして有名だった「ジョー君」がいたのはここ。そしてマゼランペンギンの飼育数日本一の水族館なのです! 100羽以上いるらしいですよ!

 「上越市立水族博物館」には2009年4月と2012年11月に訪れています。2012年は「ナイトツアー」に参加。今回は2009年と2012年の写真を使いつつ紹介していきます!

上越市立水族博物館の感想などなど

規模・印象

上越市立水族博物館ナイトツアー
右にあるのが餌付けショーの行われる「トロピカランド水槽」。

 規模、雰囲気ともに「寺泊水族博物館」と「マリンピア日本海」を足して2で割った感じ。古い水族館らしさと大型の水族館らしさを併せ持った水族館です。

上越市立水族博物館
お子様向けの遊べる施設があったりと、ファミリー向けな印象。ちょっと自然科学館っぽくもあり。

 サイトによると約400種10,000点を飼育しているとのこと。夏季限定でイルカショーが開催されます。イルカショーがある時期とない時期では入館料が異なる親切設計。残念ながら自分はイルカショーの時期には行ったことがありません。空いている時期の平日を狙って行っちゃうもので。。

上越市立水族博物館

 マゼランペンギンの飼育数日本一! の「ペンギンランド」。歩いているのもいっぱい、泳いでいるのもいっぱい。1日3回あるエサやり時間にペンギンランドに集まると、エサやり体験が無料でできるそうです。

観覧時間の目安

上越市立水族博物館
ペンギンランドを眺められる場所にベンチがあるのは素敵。

 イルカショーのない時期で1時間半から2時間ほど。ところどころにベンチが用意されているので、ゆっくりと見ることができます。水槽などがよく見える場所を選んで椅子やベンチが設置されている気がする。わかってる。設計か設置した人、わかってくれてる。

見どころ・ショー

上越市立水族博物館

 一番の見どころは巨大水槽「マリンジャンボ」。幅13m、奥行き10.5m、高さ8mの四角柱のような水槽で、およそ40種類2,000尾が泳いでいるそうです。1階部分では海底付近の魚を、2階からはマアジの群れなど水面近くを泳ぐ魚を見ることができるので、魚による活動場所の違いを観察できます。海底にいたかと思えばぐんぐんと上に登っていくエイは迫力あり。

上越市立水族博物館
2階からマリンジャンボを見た図。

 「マリンジャンボ」では「魚の食事」が1日2回、「光と音の演出」が繁忙期は3-5回、冬季は3回開催されます。これも見どころかと。ちなみにマリンジャンボ水槽で使われているアクリル樹脂ガラスの厚さは33.5cmで、作られた当時は世界一の厚さだったらしいです。

上越市立水族博物館
「天地人」にちなみ「愛」のTシャツを着用しての餌付けショーでした。

 「トロピカランド水槽」にて、ダイバーによる餌付けショーが開催されます。「寺泊水族博物館」のマリンガールによる餌付けショーと同じ感じです。違うのは水中にいるお姉さんとマイクを通して質疑応答ができること。子ども達がいっぱいの時期は質問者もいっぱいなのですが、観覧者が大人だけの場合、質問者が不足しがちです。思い切って質問してあげると進行役のお姉さんも助かるんじゃないかと思います。
 以前行った時は「水中からお客さんって見えるんですか?」という質問が。答えは「けっこう見えます」。ちゃんとこっちに反応して手を振ってくれたりしてるんですねー。

お土産、売店、食事

上越市立水族博物館ナイトツアー

 小さいながらも売店があるので、ここでお土産が購入できます。写真は閉館間際(しかもナイトツアー時)のためひっそりしてますが、きっともっと華やかです。

上越市立水族博物館

 売店の奥に休憩所があり、椅子と机が並んでいます。

上越市立水族博物館ナイトツアー

 こちらもナイトツアー時の写真なので閉店後の様子です。メニューを見るとフランクフルト、フライドポテト、シーフードカレー、メロンソーダなどのごく軽いメニューが販売されている模様。あと売店でおにぎりが売ってました。

個人的にお気に入りの展示

上越市立水族博物館

 ダイバーさんがよく水槽内の掃除をしてます。見ているとちょっと面白い。手を振ってくれることもあるらしいですよ!

上越市立水族博物館

 ペンギンランドの奥の方をのぞいてみるとペンギンの巣を発見できるかも。他の水族館だと暗くて見えない所に巣を作っていることが多いですが、ここのペンギンたちはわりと堂々と巣作り。ペンギンランドに行ったら壁際や角の方をチェック!

備考

上越市立水族博物館
2009年撮影。

 「立つアザラシ」として有名だったジョー君ですが、残念ながら2011年1月に亡くなってしまいました。推定年齢33歳、人間でいうと100歳くらいだったそうです。

上越市立水族博物館
こちらも2009年撮影。立ってますねー。

 もう立つアザラシは見られないのか……

上越市立水族博物館

 と思いきや、ジョー君が元気な頃から他のアザラシも立ってました。有名なジョー君にはもう会えませんが、立つアザラシには今でも会えるかも!?

上越市立水族博物館
サイクルモノレール。足こぎのカートのような2人乗りの乗り物です。

 空中散歩ができる「サイクルモノレール」。これを見ると「あー、上越水族館来たわー」と感じます。ただし2013年8月現在整備中でお休み。復活したら乗っておきたい。

クーポン、割引等

 ※割引情報等は変更となる可能性があります。必ず施設等でご確認ください。

 記事制作時にはサイト等にはクーポンや割引情報は出ていません。ただ冬期間は上越市民限定の割引がある様子です。上越市民がうらやますぃー!

そんな感じ

上越市立水族博物館ナイトツアー
2012年に参加したナイトツアー。懐中電灯片手に閉館後の館内を探検。

 閉館後の照明が落とされた館内で魚を観察したり、バックヤードを見学できる「ナイトツアー」や「飼育員体験」「水族館に泊まろう」等、けっこういろんなイベントも開催されている様子です。でも初めてなら普通に見に行くのがおすすめ。何回も行って見慣れてしまった人は「ナイトツアー」に参加してみると新しい発見があっていいと思います。

上越市立水族博物館
雨上がりの奇跡の1枚。

 イルカショーのある夏期にいけば大人から子どもまで満足できると思いますよ! 自分はまだここでイルカショー見たことないけど! いや、小学生時代に見たような気が! 派手なのはいいからじっくり見たいという僕らのような方はイルカショーの時期を外し、空いていて安い時期を狙うのがオススメです。餌付けショーのお姉さんに質問しちゃえ☆

上越市立水族博物館

  • 所在地:新潟県上越市西本町4丁目19番27号
  • 開館時間:9:00-17:00
    イルカショー開催期間:9:00-18:00
  • 観覧料(通常):一般(高校生以上)900円、小中学生400円、幼児(3歳以上・就学前)200円
  • 観覧料(イルカショー開催期間):一般(高校生以上)1,200円、小中学生500円、幼児(3歳以上・就学前)300円
  • webサイト:水族博物館のご案内 – 上越市ホームページ

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