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話半分で受け取ってください。

WordPressプラグイン – Simple Amazon Ver. 5.3

 WordPressでAmazonの商品を表示することが出来るプラグイン「Simple Amazon」をVer.5.3をリリースしました。
 Ver.5.3では主に期限切れキャッシュの削除機能と対応する国の追加を行いました。また、Amazonのレスポンスの取得に失敗する不具合を修正しました。

 Ver. 5.2 から Ver. 5.3への主な変更点は以下の通りです。

  • アソシエイトIDの入力を必須にした。
  • 期限切れのキャッシュを自動的に削除するようにした。
  • 商品情報が取得出来ないことがある不具合を修正した。
  • 中国(cn)、スペイン(es)、イタリア(it)のamazonに対応した。

ダウンロード

使い方

 インストール方法や使用方法については、ファイルに同梱してあるreadme.txt、または、以下の「Simple Amazon」のページを参照してください。

アップデート

  1. Simple Amazonの設定画面(設定 > Simple Amazon)で「アンインストール時の処理」を「設定を残す」にする。
  2. プラグインの管理画面で、旧バージョンのSimple Amazonを停止する。
  3. 新バージョンでファイルをディレクトリごと置き換える。
    • Ver.5.2からのアップデートの場合はファイルの上書きだけでOKです。
    • cache ディレクトリのパーミッションがプログラムから書込可能であることを確認してください(だいたいは777とか707とか)。
  4. プラグインの管理画面でSimple Amazonを有効化する。

Ver.5.3で変わったこと

期限切れキャッシュの自動削除

 wp-cronを利用して、1日に1回、期限切れキャッシュを削除するようにしました。使われないキャッシュでいっぱいのcacheディレクトリとはこれでサヨナラ!

利用したい国を選択出来るようにした

 今回、対応する国に中国、スペイン、イタリアの3ヵ国を追加しました。そうすると管理画面のアソシエイトIDの入力欄が9ヵ国分表示されることになるわけです。
 しかし、多くの人は1ヵ国(そしてその多くは日本)のみしか使わないと思うので(だってSimple Amazonは今のところ日本語版しかないから)、他の国の入力欄は邪魔以外の何ものでもありません。

 というわけで、デフォルトでは日本だけ対応にして、裏コードの入力で、インターナショナル・モードを発動するようにしました。

 インターナショナル・モードを発動させるには、simple-amazon.php の中で、変数 を設定します。そうすると、Simple Amazonの管理画面に設定した国のアソシエイトID入力欄が表示されるようになります。設定出来る国は カナダ(ca), 中国(cn), ドイツ(de), スペイン(es), フランス(fr), イタリア(it), 日本(jp), イギリス(uk), アメリカ(us) です。
 設定の仕方は以下のような感じ。

//すべての国に対応したい場合。
$simple_amazon_international_mode = 'ca,cn,de,es,fr,it,jp,uk,us';

//amazon.co.ukにだけ対応したい場合。
$simple_amazon_international_mode = 'uk';

//amazon.co.ukとamazon.co.jpに対応したい場合。
$simple_amazon_international_mode = 'jp,uk';

商品情報が取得出来ないことがある不具合を修正

 Product Advertising API に対応して以来、ちょくちょく商品情報のレスポンスが返って来ないことがありました。まあそんなもんなのかなぁ、と思っていたのですが、あまりにも頻度が高いので、この機会に調べ直してみました。

 その結果、署名に対するエンコード処理が抜けていたことが発覚。(Oh…)
 ちゃんとエンコードするようにしたところ、しっかりとレスポンスが返ってくるようになりました。何回か試した限りでは100発100中ッス。

編集後記

 長年の懸案事項であったレスポンス取得の不具合が解消出来てすっきりしました。解消するのに必要なコードはわずか1行でした。
 レスポンスもしっかり取得出来るようになったし、肥大し続けるキャッシュフォルダの問題も解決出来たし、今回のVer.5.3 は Simple Amazon の旧Ver.を使用しているすべての人に使って頂きたいと思いますデス!

追記

2012/07/02

 Ver.5.3はいろいろと不具合があったので、諸々修正したVer.5.3.1に差し替えました。Ver. 5.3からVer.5.3.1への修正内容は以下の通りです。

  • インストール時にエラーが発生する不具合を修正した。
  • キャッシュを作成出来ない不具合を修正した。
  • インターナショナルモードが正しく動作しない不具合を修正した。

2012/07/11

 Ver.5.3.1ではクラスの読み込み忘れがあったので、修正したVer.5.3.2に差し替えました。(報告さんくす!@24DA)

2012/09/30

 Ver.5.3.2には以下の不具合があった為、これを修正したVer.5.3.4に差し替えました。

  • CSSの読み込み設定が動作していなかったのを修正した。
  • マルチサイト運用時に子サイトの設定を保存しようとすると親サイトの設定画面に飛ばされる不具合を修正した。
  • インストール時にWarningが表示される不具合を修正した。

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