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大地震が起こった時、僕らがこの町ですべきこと

 「助け合い」というと言い古された言葉に聞こえますが、やっぱり大事なことなわけで。中越地震から早6年。このとき、信じて従った言葉がありました。是非みなさんにも知って欲しい!と思うので、その言葉をご紹介!

大地震が起きたら、若いもんやケガしてないものは動け。
3日間動き続けろ。3日寝なくても、食べなくても死なない。
3日経てば物資やボランティアがくる。復旧も進む。
そうしたら休めばいい。

 大学の時に受講した「空間安全論」という授業で先生が言っていた言葉です。ほー!とすごく納得。専攻を変えようかと思うほどしびれました。(言い回しとかは若干違うと思うのでご了承ください。)
 その先生とは平井邦彦教授。中越地震の復興にも多く携わり、シンポジウム等にも多く出席されている方なので、知っている方も多いかもしれないですね。

 地震直後は、被災者・被害者じゃいけないんです。救助も、応急救護も、その他諸々、まずは自分達でなんとかしないと。自分、そして家族にケガがなかったら、次は他の人のために動く。家や避難所で休んでいてはダメ。食べるのも休むのも後回しで良し。まずは動けるだけ動く。自分にできることをする。
 確かに何か食べると安心しますし、食べ物がないと不安になります。ですが、最近はみんな食べることに固執しすぎているのではないかと思うのです。1日食べなくても、健康な大人なら死にゃしないです。「食べ物がない!」と思うから不安になってギスギスするわけで。「今は食べられなくて、当然ですよねー」と思っていれば、ちょっと余裕が持てるのでは?

 ちなみにこの講義を聴いたのは10年ほど前のこと。阪神淡路大震災をベースにした授業でした。今は3日もかからずに救援物資が届くと思います。なので動くのはもっと短い時間でよいかもしれません。
 この言葉をみんなが知っていたら、災害が起こった時にもっと助け合えるのではないかなぁと。もしもの時、この言葉を思い出してちょっと動いてみませんか?

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