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Winで問題なく開けるZipをMacで作成するためのソフト

 最近ではMacでもWInでも標準でサポートされているZip圧縮。しかし、Macで作成したZipファイルをWindowsで展開すると日本語が文字化けが発生したり、.(ドット)で始まる謎のファイル(Macのリソースファイル)が紛れ込んだりします。
 そんなWindowsユーザを相手にしなければいけないMacユーザのために、Windowsでも問題なく展開出来るZipファイルを作成出来るMacのソフトを紹介。

 ハードディスク容量の大容量化や、大容量のファイル転送サービスの登場により、以前よりもファイルを圧縮する機会は減少していると思われますが、まだまだ圧縮を利用する場面は残っています。最近ではどちらかというと、「容量を減らす」という目的よりも「複数のファイルを1つにまとめる」と言う目的で圧縮が利用されているのではないでしょうか。

 そんな圧縮。Macユーザ同士ならば別に標準のZip圧縮を利用すればいいのですが、一般に広く利用されているのはWindowsな訳で、Windowsユーザに関わらずには生活出来ないという人の方が圧倒的に多いと思います。そして、Windowsに合わせて行動するというのはWindowsユーザの中で生きるMacユーザのたしなみです。

Win対応のZipが作成出来るMacのソフト

MacWinZipper

http://www.tida.bz/macwinzipper

  • Macのリソースファイル削除に対応
  • 日本語ファイル名に対応
  • パスワードに対応

 今日現在の最新版はVer.1.1.1。MacOSX 10.4.8以降に対応。圧縮したいファイルをDrag&Dropするとパスワードを入力するダイアログが表示されます。特にパスワードを設定しない場合はそのままOKで圧縮ファイルが作成されます。パスワードを利用しない人にとってはダイアログがちょっと煩わしいかも?まあ、ただOKボタンを押すだけ(or リターンキーを押すだけ)なので、あんまり問題ではないかもかも?

MacZip4Win

http://japo.net/rana/2008/08/maczip4win.html

  • Macのリソースファイル削除に対応
  • 日本語ファイル名に対応
  • パスワードに対応

 今日現在の最新版はVer.0.4.1。MacOSX 10.5.4/intelで動作確認済み(他のバージョンは不明)。圧縮したいファイルをDrag&Dropするだけで圧縮が始まる以外、機能的には「MacWinZipper」と同じです。
 パスワードを利用する設定にするには、ソフトを起動して「Encrypt」にチェックを入れる必要があります。インタフェイスが英語なので日本語しか使えない人にはちょと分かりにくい。

CleanArchiver

http://www.sopht.jp/cleanarchiver/

  • Macのリソースファイル削除に対応

 今日現在の最新版はVer.2.3.1。MacOSX 10.3以降に対応。
 前述の2つのソフトとは異なり、日本語のファイル名やパスワードには対応していません。前者2つがWindowsで問題なくZipファイルを作成することに焦点を当てたものだとすると、このソフトは、圧縮ソフトにリソースフォークを取り除く機能を付加したものという感じです。なので、zipの他に、gzip、bzip2、dmgに対応しています。
 最新評価版の3.0a6では、日本語ファイル名とパスワードにも対応しているようです。MacOSX 10.2以前に対応した1.2.2もあります。

 結構前からあるソフトで、自分はずっとこれを利用しています。日本語ファイル名に対応していませんが、そもそもファイル名に日本語を利用することがないので、初めから文字化けとは無縁なわけで。日本語が使えないなら英語を使えばいいじゃない。(っていうか、昔の人なので、ファイル名に日本語を使うのがなんか不安。)

そんな感じ

 上記のソフト以外にもいろいろあるようですが、とりあえず自分が見つけた使えそうなソフトはこの3つ。
 特にこだわりがない人は「MacWinZipper」を使っておけば間違いありません。「いや、Tigerとか使ってないし。」という人は「CleanArchiver」一択。

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