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高速船「あいびす」の船内施設

 寺泊-赤泊の両泊航路をつなぐ唯一の船、高速船「あいびす」。カーフェリーなどに比べるとかなり小さな船ですが、中の様子はどうなっているのか、実際に乗ってみました。

佐渡赤泊の旅2008

 総トン数はわずか263トン。佐渡航路に就航しているカーフェリーが概ね5,000トン前後なので、単純に総トン数で比較すると1/20しかありません。
 名前に「高速」と付いているので、カーフェリーよりもかなり速いようなイメージがありますが、実際の所、あいびすの速力(25ノット; 約46km/h)は、カーフェリーの速力(約20ノット; 約37km/h)と、そんなに劇的な違いはないようです。
 ちなみに、ジェットフォイルは47ノット(約87km/h)。これは速い。

佐渡赤泊の旅2008

 座席は全席指定。ですが、出港後に好きな座席に移動する人もいました。途中乗船する人もいないので、座席を移動しても特に問題はないようです。
 テレビが設置されており、寺泊発の場合は、30分ほどの佐渡の紹介ビデオが上映されます。それ以後はNHK総合が流されていました。赤泊発の場合は、ビデオの上映はありませんでした。

佐渡赤泊の旅2008

 座席にはリクライニング機能はありませんでした。ちょっとグレードの高い路線バスの座席といった感じです。さりげない佐渡柄のシートは佐渡好きにはたまらない?

佐渡赤泊の旅2008

 座席のポケットにはエチケット袋と船内案内図が入っています。

佐渡赤泊の旅2008

 こちらは2階の絨毯席。小さい子供連れだったり船酔いしやすい人はこちらを選択するのが賢明です。

佐渡赤泊の旅2008

 2階の絨毯席からの写真。2階は、操舵室の隣にある関係か、勝手に上がることが出来ないようにロープが張ってありました。

佐渡赤泊の旅2008

 船内に設置されている電話。テレホンカードしか使用することが出来ないようです。しかし、今時テレカ持ってる人っているかなぁ…?

佐渡赤泊の旅2008

 冷水器が設置されていました。

佐渡赤泊の旅2008

 自販機も設置されています。

佐渡赤泊の旅2008

 船内中心部は荷物置き場となっていました。つり客が多かったようです。
 トイレは、船の中程と後部、それと2階に1ヶ所設置されています。

 全体になんかピンぼけた写真が多いのは、船の揺れのため。。小さい船であるため、波の影響をもろに受けるようです。
 波が高めのときには、出航後は、座席から離れて歩くことは困難と考えて良さそうです。トイレや自販機の利用は出航前にすませておくことをおすすめします。

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