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新潟発「R10プロジェクト」とは

 新潟県が進めている「R10プロジェクト(アールテンプロジェクト)」という取り組みがあるそうです。
 「R10プロジェクト」とは?

新潟県では、食料自給率向上のため、小麦粉消費量の10%以上を米粉に置き換える「R10(アールテン)プロジェクト」(Rice Flour 10% project)を国民的プロジェクトとして、以下のとおり展開しています。
新潟県 にいがた発「R10プロジェクト」-新潟県の取組-

 小麦消費量を減らし、米粉の消費を促進、というのが大きな趣旨。
 Rise=米、Flour=小麦。「R10」は米粉10%、といった感じのようです。

R10プロジェクトの活動内容

  • 輸入小麦から作られる小麦粉の10%以上を米粉に代替した「小麦粉製品」を普及させることを運動の重点活動として展開。この小麦粉製品をフードマイレージを節約した環境重視型商品として位置づけ普及を目指す。
  • 栄養特性や米粉自体の食味を生かした米粉を主原料とする「米粉製品」を機能重視型商品として位置づけ、普及を目指す。
  • 全体として輸入小麦から作られた小麦粉の10%以上を米粉に置き換える「R10プロジェクト」の拡大により、食料自給率の向上を目指す。

 フードマイレージとは。

フードマイレージ (food mileage) は、「食料の (=food) 輸送距離 (=mileage) 」という意味。重量×距離(たとえばトン・キロメートル)であらわす。食品の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、遠くから食料を運んでくると大きくなる。
フードマイレージ – Wikipedia

 米どころ新潟で米粉を使うようにすればフードマイレージはぐんと下がりそうです。

 小学校の給食では米粉パンはけっこうメジャーなメニューのようです。子ども達の方が馴染みがある様子。
 まだ米粉パンを食べたことがないので一度食べてみたいです。普段食べている小麦製品の10%に米粉が入るとどのくらい食感や味が変わるのかが気になります。それほど違いがなければ米粉入りの食品は普及しそうです。

 米粉パンを販売しているお店がわかると良いかも。もしかしたら今後、大手パンメーカーからも米粉入りの食パンなどが発売されるかもしれないです。

 米粉の入った製品は、小麦だけのものに比べ脂肪吸収抑制作用があるそうです。そういった点からも注目されそうです。

R10プロジェクトによって期待される効果

  • 食料自給率の向上 自給率の高い米(自給率94%)の有効活用により、食料自給率を現在の39%から41%に。
  • CO2排出量削減への貢献 輸入小麦輸送時にかかるCO2排出量174万トンの12%の20.9万トンを削減
  • 耕作放棄地の解消 10万ヘクタール相当の耕地面積が必要に。

 米粉を使うことで他にも様々な効果が期待できるようです。
 CO2排出量の削減もできるとのこと。これからはエコバッグを持つような感覚で米粉製品を買うようになるのでしょうか。

 まずは新潟から。どのように広まって行くのか注目です。コメパンマンも大活躍してくれるはず。

 私の意見としては、おいしくて安ければそっちを選びます。(パンが好き。そしてもちもち食感大好き。)まずは一回食べて見ねばー。

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