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ちょっと不気味!ドクロみたいな種ができるキンギョソウを育ててみた

キンギョソウ

 正確には種の入ったさやなのですが、非常にドクロっぽくて禍々しい種ができるというキンギョソウを種から育ててみました。花も堪能、種も堪能!

キンギョソウ栽培記

種まき

キンギョソウの栽培

 まずはキンギョソウの種を購入。

キンギョソウの栽培

 ものすごく細かいので、飛ばされないように注意です。

種まきの時期ですが

  • 暖地・温暖地:ススキの穂が出始めた頃(秋まき)
  • 寒地・寒冷地:桜の開花する頃(春まき)

 が良いそうです。新潟県民、迷わず春まきです。

発芽

キンギョソウ

 種まきから1ヶ月、無事に発芽してわっさり伸び始めました。

キンギョソウ

 本葉2〜3枚の頃に小鉢やポット、プランターに植え替えです。キンギョソウの基本の育て方は以下にまとめました。

  • 日当たりの良い所で管理
  • 水やりは控えめに
  • 株間は20cmほどあける
  • 本葉2-3節で摘芯すると分枝が多く出る
  • 茎が伸びたら倒れないように支柱を立てる(草丈は100〜130cmになる)

 今回はちょっと株間を狭く植えてしまったので、栽培の際はもうちょっと間隔をあけて植えてあげてください。

その後の生育

キンギョソウ

 伸びてきたので支柱(ストローとか割り箸)を立てました。

キンギョソウ

 どんどん伸びるので、あきらめてちゃんとした長い支柱を購入してきました。

開花

キンギョソウ

 そしてついに開花! 高さは1m以上になりました。でかい。

キンギョソウ

 すごい! ほんとに金魚みたいだー!(予想以上にテンションあがる)

キンギョソウ

 花色はミックスだったため、赤系や黄色、オレンジも咲きました。底に沈んだエサをつついてる金魚に見えます。

ちなみに花の香りなのですが

  • 濃い赤、オレンジ系:甘くて強めの香り
  • ピンク系:ほんのりとした甘い香り
  • 黄色系:すーっとした香り。薬っぽい

 という感じで色によって香りが違いました。育ててみないとわからない発見。

種ができるまで

キンギョソウ

 花が終わると、めしべを残して花びらが落ちます。そしてがくの部分に膨らみが。

キンギョソウ

 こんな感じのが

キンギョソウ

 乾燥してきて茶色くなり、

キンギョソウ

 最後はひび割れます。ドクロは逆さに付くのですねー。これまた予想以上の頭蓋骨感。

キンギョソウ

 割れ目が入る部分と形が目と口に見えるベストなポジション! そしてめしべだった部分が鼻のように残る奇跡! ドクロっぽくもありますが、魚の顔っぽい印象でもあります。たぶん、品種によっても多少違いがあるのだと思われ。ドクロ特化型があったら欲しい。
 海外では「スナップドラゴン」や「ドラゴンフラワー」とも呼ばれるとか。種(さや)をドラゴンの顔に見立ててる? そしてこの種は魔除けになるという話もあるそうです。たしかに魔除け感ある。

収穫!

キンギョソウ

 そんなわけでそのまま枯れさせ、乾燥した頃に種を収穫します。目や口から黒い粒を吐き出す。こわい。

キンギョソウ

 もうちょっと乾燥させればきれいに割れそうなのに! というものがけっこうあったので、暑い日に締め切った車内に放置してみました。これで多数のドクロが開眼。ドライヤーよりも車内放置のほうが効果ありました。

そんな感じ

キンギョソウ

 まさか金魚がドクロになるとは。種から育てて花を楽しみ、そして無事にドクロの種までたどりつけて良かったですー! ちょっと不気味だけど面白い! キンギョソウを育てた際は是非種まで楽しんでみてください!

参考

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