2014年秋に長野県北安曇郡小谷村にある「中部山岳国立公園 栂池自然園」に行ってきました！ 「栂池」は「つがいけ」と読みます。まずは前の日に泊まった貸別荘と、栂池高原まで乗り継いで行くゴンドラリフトとロープウェイの様子から！
訪れたのは2014年10月10日。先に言っておきますと標高の高い自然園では紅葉の時期は若干過ぎておりました。例年9月下旬-10月の第一週あたりに紅葉の見頃を迎えるそうです。行こうと思っている方は是非良い時期に。
貸別荘の様子
今回の旅行は1日目は戸隠方面を観光し、白馬村の貸別荘に宿泊、2日目の朝から栂池という行程。宿泊先はポンパレで安く泊まれるクーポンをゲットした貸別荘「シルクハウス」です。2階建て3LDK(LDK25畳、洋室7.5＋12畳、和室8畳)という広々空間。
夕食はイオン系列の「ザ・ビッグ白馬店」で買い出しをしました。ちなみにここのお店、業務用のマーガリンなんかが置いてあって面白いです。たぶんペンション経営の人の買い出し場所として機能している様子。
食器や調理器具が揃ってるということで「こじゃれたメニューを作ろう！」とはじめは思っていたものの、調味料とかを考えると……食材を余らせても……となり、調理に手間がかからず、そして食べきれるものというチョイスに。そんなわけでサラダ、巻き寿司、ギョウザなんかが並んだ普段以上に特別感のない食卓となりました。観光メインだったのでバーベキューをする感じでもなく。
ちなみに翌朝は前日に買っておいたパンとコーヒー等々。いっそレトルトで攻めても良かったのかも、と後で思ったり。貸別荘1泊メニューはなかなか難しいっす……
白馬大橋からの眺め
翌朝、貸別荘を出発し、本日の目的地「栂池自然園」に向かう前に景色が良いという「白馬大橋」に立ち寄りました。奥の山は雲がかかってしまっていますが、うっすらと雪をかぶった山肌がきれい。川を流れる水もきれい。いい景色です。
中部山岳国立公園 栂池自然園(栂池高原)の行き方
栂池パノラマウェイ：ゴンドラを2つ乗り継いで自然園へ
「栂池自然園」は標高1,800m-2,000mに位置する木道が整備された湿原。白馬周辺でトレッキング、もしくは紅葉の見どころというと八方池かこの栂池自然園の名が上がります。自分も八方池と迷いつつ、今回は栂池に行くことにしました。
自然園へは栂池ゴンドラリフト「イブ」と栂池ロープウェイの2つの乗り物を乗り継いで行きます。
- 栂池高原駅
- ゴンドラリフト「イブ」：20分
- 栂の森駅
- 徒歩3分
- 栂大門駅
- ロープウェイ：6分
- 栂池自然園駅
- 徒歩10分
- 栂池自然園
このルートが「栂池パノラマウェイ」と呼ばれています。その昔は途中まで車で行けたようですが、環境保護等で現在はゴンドラを乗り継いで行くようになっています。
駐車場：栂池高原駅周辺
まずは麓にある「栂池高原駅」の駐車場に車を停めます。駐車料金は1日500円。
ゴンドラ乗り場近くには売店や軽食が取れるお店があり。日帰り温泉「栂の湯」もあります。
栂池高原駅にて乗車券を買います。栂池パノラマウェイの運賃は、往復乗車運賃＋栂池自然園入園料がセットで大人：3,600円。
ですが！ ここで運賃が安くなるウラ技を発動！ コンビニで買えるJTBの前売りチケットを購入しておくと中学生以上・通常3,600円が3,220円に！ 380円もお得！ 4人で行ったので1,520円もお得に！
ゴンドラリフト「イブ」
まずはゴンドラリフト「イブ」に乗車です。6人乗りで、3人ずつ向かい合わせで座る構造。全長4,120m、乗車時間は約20分。「イブ」は日本で2番目に長いゴンドラだそうです。日本一長いのは湯沢の「ドラゴンドラ」。これで1位と2位を制覇！
しゅっぱーつ！
ゴンドラリフトは途中で「白樺駅」に寄ります。でもここは通過駅。「ドアは開きますが降りないで下さい」というアナウンスあり。
通過駅の白樺駅。構内(？)では減速。
中間駅からゴンドラ終点の「栂の森駅」まではちょうど紅葉が見頃でした！
ゴンドラリフト「イブ」の終点、「栂の森駅」に到着。
「栂の森駅」からロープウェイ乗り場である「栂大門駅」まで歩きます。平らな道で250mほど。近いです。
途中で木の枝くっついたとろろコンブのような謎の物体を発見！ これはサルオガセという植物。霧などの空気中の水分と光合成のみで成長するそうです。
栂池ロープウェイ
栂池大門駅から栂池ロープウェイに乗車します。こちらは71人乗り、乗車時間は6分ほど。
ここも紅葉がきれいでした。混雑時は「ザックは下ろして手に持ってください」等の指示があるので従いましょう。
乗車時間が短いのであっという間に山頂駅の「自然園駅」に到着です。
舗装された道を400mほど歩くとビジターセンターや「栂池山荘」「栂池ヒュッテ」等の山小屋のあるエリアに到着！
いよいよ栂池自然園へ
そんな感じでゴンドラリフトとロープウェイを乗り継ぐとそこはもう標高1,800m越え。園内を散策開始です！
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