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お得なスキーパックの「ブラックボックス」と「妙高メガボックス」の違いをまとめてみた

妙高SA(下り)

 スキーが出来れば幸せという人にとってはお得なスキーパックの「ブラックボックス」と「妙高メガボックス」。似て非なるこのふたつのパックを比較してみました。

 「ブラックボックス」も「妙高メガボックス」も直前まで宿泊先が分からない代わりに格安で利用出来るというコンセプトのスキーパックです。そのため、最初に「妙高メガボックス」を見たときは「ブラックボックスがバージョンアップして名前も変わったのか?」と思ったりしたのですが、どうやら全然別のところが企画運営している模様。
 「ブラックボックス」は株式会社日本ソレックという会社が、「妙高メガボックス」は妙高観光協会が、それぞれ企画運営しているようです。

 で、結局、どっちがお得なの? と思ったのでまとめてみました。

エリア

ブラックボックス

 「ブラックボックス」は2011年頃までは池ノ平だけでしたが、現在ではエリアが拡大して以下のスキー場で利用出来るようになっています。

  • 長野県 北志賀高原
    • 竜王スキーパーク
    • 高井富士・よませ
  • 長野県 北アルプス山麓
    • 鹿島槍スキー場
  • 長野県 白馬村
    • 白馬さのさかスキー場
  • 新潟県 塩沢石打
    • 舞子スノーリゾート
  • 新潟県 妙高高原
    • 赤倉観光リゾート
    • 池ノ平温泉スキー場
    • 妙高杉ノ原スキー場
  • 新潟県 越後湯沢
    • 湯沢中里スキー場

妙高メガボックス

 「妙高メガボックス」はその名の通り妙高エリア限定です。

内容

ブラックボックス

 基本的には 1泊2食 + リフト1日券 という構成になっています。利用は2名から。

 妙高高原エリアではそこに「温泉かふぇ(温泉施設がついてるネカフェみたいなとこ)」の2日間利用が付きます。また、竜王スキーパークと鹿島槍スキー場ではリフト1日券にナイターが付きます。

 宿泊する宿は当日に受付するまでどこになるか分かりません。場所によっては「叶うといいなオプション」というものがあり、追加料金を支払うことで部屋のグレードを上げたり、ゲレンデ近くの宿にしたりするリクエストが出来ます。ただし、あくまで「叶うといいな」であり、必ずその希望が通るというものではありません。(仮に希望が通らなかった場合は追加料金は発生しません。)

妙高メガボックス

 プランは以下の3種類。1名から利用可能です。

  • 1泊2食 + リフト1日券 + メガクーポン
  • 1泊2食 + リフト2日券(2日間同じゲレンデ) + メガクーポン
  • 1泊2食 + リフト2日券(1日目と2日目で異なるゲレンデ) + メガクーポン

 「メガクーポン」は現地で使える100件分のクーポンです。内容はランチ100円引きとか買い物5%引きとか、そういう感じ。

 宿泊する宿はブラックボックスと同様、基本的には当日まで分かりません。
 ただ、こちらは宿の料金グレードを指定することが出来ます。ランクは一番安いAから一番高いDまでの4種類(1ランク上がるごとに+2,000円)。また、第3希望まで泊まりたい宿の希望を出すことも出来ます。

料金

ブラックボックス

 料金はエリアによって異なりますが、最低料金は5,500円から6,500円です。ここにオプション料金やらなんやらが追加されます。
 繁忙期は+1,000円、土曜日は+1,500円など、日によって追加される料金が結構異なるので、事前に割り増しカレンダーをチェックしておきましょう。

 また、表示されている料金は3名1室利用の場合であり、2名での利用の場合は一人あたり+1,000円になります。

妙高メガボックス

 料金は以下の通り。

  • リフト1日券付き 5,900円から
  • リフト2日券(2日間同じゲレンデ)付き 6,900円から
  • リフト2日券(1日目と2日目で異なるゲレンデ)付き 7,900円から

 ただし、これはスペシャルウィーク(3/22から3/30までの9日間)の料金です。事実上の最低価格は1日券付きが6,900円、2日券付きが8,400円となっています。
 こちらも宿泊日によって料金が結構違うので事前に割り増しカレンダーをチェックしておきましょう。

 また、表示されている料金は3名1室利用の場合であり、2名での利用の場合は一人あたり+1,000円、1名での利用の場合は+2,000円になります。

どちらがお得なのか?

 「ブラックボックス」の方がお得感があります。総じて「妙高メガボックス」より料金が安く、その上、「温泉かふぇ」も2日間利用可能(3,000円相当)です。

 「妙高メガボックス」はクーポンがありますが、3,000円分の元を取るには30件分くらいクーポンを使う必要がありそうです。運が良ければ使える、程度の認識でいた方が良さそう。

 というわけで、「スキーが出来ればそれでいい。宿なんて屋根があれば良い」という人は「ブラックボックス」がおすすめ。宿のグレードをある程度コントロールしたいのであれば、「妙高メガボックス」がいいかも。という感じです。

 ちなみに、「妙高メガボックス」でB〜Dにランクされている宿の中には、「ブラックボックス」の宿リストに入っているところも結構あります。
 つまり、「ブラックボックス」で行って、「妙高メガボックス」のB〜Dランクの宿が来たらあたりかも?! ということ。ただ、ブラックボックス利用者はご飯のグレードが普通より低いとかいう話もあるので、グレードが高いところに当たってもあまり期待しすぎないようにしましょう。

 ボックス関係ないですが、個人的には温泉かふぇの「リフト券付仮眠パック」も興味深いです。

参考

青島文化教材社 1/350 アイアンクラッド [鋼鉄艦] 重巡洋艦 妙高 1942

  • メーカー:青島文化教材社(AOSHIMA)
  • カテゴリ:おもちゃ&ホビー
  • 発売日:2009/08/28

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