※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

行ってきた水族館の感想・見どころをざっくり紹介 – 寺泊水族博物館

寺泊水族博物館

 水族館が好きでちょいちょい行っているわけですが、なかなか紹介しきれてない所もあるので。もうざっくり紹介しちゃおう! そうしよう! と思い立ちました。情報を求めている人もきっとざっくりさくさくわかるのがいいはず! まずは我らがホーム水族館、新潟県長岡市の「長岡市立寺泊水族博物館」! コンパクトながら飼育展示数は大型の水族館に引けを取りません。

長岡市立寺泊水族博物館の感想などなど

規模・印象

寺泊水族博物館2012冬
紹介される時に使われるのはだいたいここの写真です。右側に見えるのが餌付けショーが行われる大水槽。

 2006年に長岡市に合併するまでの名称は「寺泊町立寺泊水族博物館」。町立の水族館でした。入館料は大人700円(2013年現在)の水族館なので、その規模は推して知るべし。一言で言ってしまえば古くて小っちゃい、町の水族館です。でも味があります。そこがこの水族館の良いところ。ひっそりとした昔ながらの水族館を楽しみたい方は是非。
 また最近のテーマパーク型の大型水族館とは違い、ひとつひとつの小さな水槽に魚がいるので観察がしやすいというメリットがあります。まさに「水族『博物』館」なのです。

 建物は海に突き出すようにして建てられており、3階建てで、貝殻(巻き貝)を模しているそうです。建物内部・中央にある階段は螺旋階段風になっているので、そこで巻き貝っぽさを感じることができますよ。

観覧時間の目安

 早い人で1時間弱、休憩しながらじっくり見ても1時間半から2時間ほど。コンパクトなのでさくっと見ることができます。疲れずに見られる大きさです。

見どころ・ショー

寺泊水族博物館2008夏

 「マリンガールによる餌付けショー」と「テッポウウオの射撃ショー」が1日4回ほど開催されます。餌付けショーは大水槽で実施。水中に潜ったお姉さんが魚たちにエサを上げたり、手を振ってくれたり。一番のショーなのでなにはともあれ見ておきましょう。

寺泊水族博物館2011冬

 「テッポウウオの射撃ショー」では、飼育員さんが板に貼り付けたエサ(オキアミ?)を、テッポウウオが水を飛ばしてゲットする様子を見ることができます。地味だけどなかなか面白い。水を打ち出した魚はエサを食べられず、下で待っているちゃっかりとしたやつらが食べます。テッポウウオたちのじりじりとした駆け引きと、こんなに水飛ばせるんだ! というあたりが見どころです。

お土産、売店、食事

寺泊水族博物館

 食堂などの食事のできる施設はなし。土日祝日と夏期繁忙期のみオープンする小さい売店があります。空いている時期や平日を狙って行っている自分は開いているのをほとんど見たことがないという。。
 観光で来て寺泊のお土産が欲しいという場合は、近くにある「魚のアメ横(寺泊魚の市場通り)」に行ってみると良いかも。

寺泊水族博物館2012冬

 売店の前にある休憩所(展望室)。ジュースの自動販売機があります。夏は青い空と海を、夕暮れ時には水平線に沈む太陽を、冬は荒波の立つ日本海と風に飛ばされるカモメをガラス越しに眺めることができます。

気をつけたいところ

寺泊水族博物館2012冬

 悪天候(強風)の日は屋外にあるペンギン水槽が見られないことがあります。日本海からの寒風が吹きすさぶ冬期間はほぼ見られないと思っておいた方が良いです。

寺泊水族博物館2012冬

 2階(屋外)にあるペンギンプールは、3階の休憩所から見下ろせるようになっています。見られなかった場合はここから観察ということで。

個人的にお気に入りの展示

寺泊水族博物館

 以前は資料展示室に収められていたクジラの背骨。こういった資料的なものもなかなか面白いと思うのです。

寺泊水族博物館2011冬

 海獣の剥製の脇にひっそりと置かれたクジラの生殖器。村上春樹的です。

寺泊水族博物館2011冬

 「電気うなぎ放電電圧表示装置」なるハイテクなものが30年ほど前からあります。うん、これはこれで。

クーポン、割引等

 ※割引情報等は変更となる可能性があります。必ず施設等でご確認ください。

 通常の入館料は大人700円ですが、JAFカードを提示すると500円で入館できます。以前は100円引きでしたが、2008年12月末に行った時には200引きで入館できるようになってました。

そんな感じ

寺泊水族博物館2011冬

 最低年1回は行っているホーム水族館なので、若干力を入れた紹介になっています、ええ。ざっくりじゃなくがっつりですねこりゃ。

 古いですし、ひっそりしていますし、目玉となる生物の展示があるわけではありません。でも展示されている生き物の種類は大型の水族館に引けを取らないです。(案外変わらないんですよこれが!)
 大型水族館を見慣れてしまうと「つまらない」と感じてしまうかもしれませんが、じっくり魚を観察したい人や、このひっそり感がたまらないという人にはオススメの水族館です。「つまらない」じゃもったいない! 受け身ではなく、是非自分から積極的に行動・観察をしてみてください!

長岡市立寺泊水族博物館

※施設の展示内容、情報等は訪問時または記事作成時のものです。変更となっている場合もありますので、必ずオフィシャルサイト等でご確認をお願いします!

  • 所在地:新潟県長岡市寺泊花立9353-158
  • 入館料:大人700円、中学生450円、小学生350円、幼児(3歳以上)200円
  • 開館時間:9:00-17:00
  • 駐車場:普通車150台、大型バス8台
  • 駐車料金:無料
  • webサイト:寺泊水族博物館

貝殻セット瓶詰め

  • メーカー:クラフトハウス

関連する記事