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沼津港で買った「イルカの香味漬」を食べてみた

Date 2011/11/24 18:51  Modified date 2016/05/10 Author Yutaka  Tags イルカ おみやげ 総火演の旅2011 食べてみた

 静岡の沼津港で見つけた「イルカの香味漬」なるものを食べてみました。イルカは山フグ的な比喩表現ではなく、ガチでイルカです。

沼津港

 「せっかく沼津に来たなら沼津港も見ておきたい!」ってことで、ホテルにチェックイン後、沼津港に行ってみることにしました。沼津駅と沼津港の近さに驚いた。直線距離で2kmくらい。長岡で言えば長岡駅から大手大橋西詰めくらいの距離です。

 時間が遅かったので、ほとんどの店が閉店間際という感じだったのですが、そんな中、まだ明るかった店でおみやげ用の干物を買うことにしました。沼津っちゃやっぱ干物かなと思って。まだ旅行初日なのでクール便で自宅に送る計画だ。

沼津港

 icoroズが入った店は後から人が入ってくる、というのはここでも例外ではなく、閉店時間を過ぎても写真の状態。ちなみにicoroズが入った店はその後しばらくすると潰れるというウワサもまことしやかに語り継がれているという。

沼津港

 そして、アジやキンメの開きが並んでいる中で、「イルカ香味漬」なる、あやしげなものを発見。イルカってあのイルカ? イルカ食べるの? 伊豆・三津シーパラダイスでイルカのショーを見てきたばかりなのにイルカを食べちゃうなんて、海狗様の祟りが……

 あ、すいませーん。さっきの注文、これも追加でお願いしまーす。

食べてみる

 やっぱね、なんでも食べてみないとダメよね。ってことで、旅行から帰宅後、すでに自宅に届いていたイルカの香味漬けを食べてみました。

 クジラはメジャーな食材ですが、日本にイルカを食べる文化があるのは「ザ・コーヴ」で知った僕です。
 まあ、クジラとイルカの違いなんて主に大きさによるものでしかないので、クジラを食べる文化があるならイルカ食べる文化があっても別におかしくないですね。

イルカの香味漬

 送られて来たパック。黒い包み紙に半分覆われ、なにやらお洒落チックになっています。1パック500円でした。全体に油まみれな感じなので下に紙を敷いています。

イルカの香味漬

 開けてみたところ。干し肉的な固まりがどかんとはいってます。とにかく油でギトギトです(底に入ってた保冷剤はもう捨てるしかないな……)。そして、どういう構造の肉なのかがいまいちよく分からん。。白い部分はちょっとクジラっぽい。

イルカの香味漬

 おそるおそる固まりを剥がしてみたところ、2つの固まりに分かれました。ふむ。

イルカの香味漬

 皿の上に広げて見て、構造が理解出来ました。白い部分は皮下脂肪で、皮下脂肪の上にある黒い薄い層は皮。そして、一番面積の広い黒い部分が赤身。ステーキ肉を思い浮かべると分かりやすいかも。「ああ、イルカってほ乳類なんだな」と改めて思いました。
 そして、写真では伝わりませんが、獣肉のような、それでいて魚の生臭さのような独特の臭いがあります。牛肉に魚的なエッセンスを加えてみましたって感じのにおいです(そのまま)。

イルカの香味漬

 見た目がすでにしょっぱそうなので、短冊切りにして焼いて食べることにしました。切る感触はまさに干し肉。ゴリゴリ切る感じです。

イルカの香味漬

 切り分けたところ。

イルカの香味漬

 こうしてみるとクジラみたいです。まあ、クジラでもありますけども。

イルカの香味漬

 ホットプレートでおそるおそる鉄板焼き。まずは比較的小さい切り身から。
 香味漬けと言うことなので、特に味付けはせず、そのままで焼きました。あとで分かったのですが、バター焼きにするのも良いらしいです。

イルカの香味漬

 焼き上がり。初めから色が黒いので、ちょうど良い焼き加減がよく分かりません。焼くと香ばしい獣肉のような魚肉のような独特の香りがさらに広がるので、人によって得手不得手はあるかも。

イルカの香味漬

 味は、とりあえずしょっぱい。塩漬けした牛肉を食べてるような感じ。牛肉の塩漬けなんて食べたことないですが、なんとなくそんなイメージ。赤身の部分は牛肉の赤身のような食感。皮はこりこりとしています。脂身は溶けるような食感。実は牛や豚肉の脂身の食感があまり好きではないのですが、この脂身は本当に溶けるようです。

 「美味しんぼ」でジェフが(クジラとは知らされずに)クジラの刺身を口にして

しかし不思議な肉デスねぇ。獣か魚かはっきりシマセーン。(中略) しいて言えば、馬肉とマグロのトロを合わせたみたいな。
美味しんぼ 第27話 「激闘捕鯨合戦 前編」

といっていますが、まさにそんな感じです。クジラの刺身とは食感の違いこそあれ、受けた印象は同じようなものです。獣か魚かはっきりシマセーン。

イルカの香味漬

 ちょっとそれっぽく盛りつけて見た図。

 酒のつまみにちょこっと食べるには良いと思います。ご飯のお供にするのはちょっと難易度高いかも。

イルカの香味漬

 2枚のうち、1枚は大家さんにお裾分け。
 後日、「独特のにおいがある」「結構しょっぱい」「ちょっと食べて残りは冷凍にした」と言っていましたが、果たして解凍される日は来るのか。

 沼津に行くことがあるなら、話の種にイルカの香味漬を買ってみると良いかも。調べてみたら、通販でも手に入れることが出来るみたいです。
 においがあると言ってもシュールストレミングほどではないので、そんな気にしなくても大丈夫だと思います。せいぜいジンギスカンとかその程度。二人で1枚くらい、普通に食べられます。
 もっとも、icoroズはシュールで感覚がおかしくなっちゃってる可能性もなきにしもあらーず。

参考

美味しんぼ (13) (ビッグコミックス)

  • 著者/訳者:雁屋 哲
  • 出版社:小学館 ( 1987-12-01 )
  • コミック:211 ページ

ザ・コーヴ [DVD]

  • 販売元:ポニーキャニオン ( 2011-02-25 )
  • 時間:91 分
  • 1 枚組 ( DVD )
  • 定価:¥ 4,104

ハルシオン・ランチ(2) <完> (アフタヌーンKC)

  • 著者/訳者:沙村 広明
  • 出版社:講談社 ( 2011-09-07 )
  • コミック:210 ページ
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