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話半分で受け取ってください。

小惑星探査機「はやぶさ」が今夜地球に帰ってきます。

 小惑星探査機「はやぶさ」のペーパークラフトがあったので紹介しようと思って記事を書き始めたのですが、思いが募りすぎて、普通に「はやぶさ」の紹介記事になってしまったんだぜ。。

「はやぶさ」のペーパークラフトに挑戦!簡単バージョン、難しいバージョン、熟練者バージョンβ版(2009年3月10日追加)があります。
ISAS | はやぶさ君と遊ぼう! / 小惑星探査機「はやぶさ」情報

 小惑星探査機「はやぶさ」はイオンエンジンの実証実験や小惑星「イトカワ」のかけらを持ち帰るなどの数々のミッションを与えられ、宇宙へ向かいました。
 そして、数々の機器異常を乗り越えて(書いたらきりがないから書かない)、今夜、地球に帰ってきます。

 本来ならばイトカワのカケラが入っている(と願いたい)カプセルを地球に向けて切り離した後、他の探査に向けて出発する事も出来たのですが、実際には「はやぶさ」は、相次ぐ故障や不具合でぼろぼろになっていました。

 カプセルを安全に地球に投下するためには精密な姿勢制御が求められますが、それも難しい状態です。そのため、出来るだけ地球に近づき、カプセルを再突入させる計画に変更となりました。
 出来るだけ地球に近づけば、「はやぶさ」も地球の引力に引かれます。それは、「はやぶさ」が大気圏に再突入し、燃え尽きることを意味しています。

 「はやぶさ」が再突入するときのデータも、地球に衝突する小惑星の軌道予測のシステム開発の糧になります。そこまでデータ利用してもらえるならば、探査機冥利に尽きるというものでしょうか。

相次ぐ故障を乗り越えて帰ってきたはやぶさに、その「目」で、もう一度地球を見せたい——。はやぶさ計画を率いる宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授らが撮影を思い立った。カプセル放出から大気圏突入までの約3時間、残るエンジンなどの力を振り絞ってカメラを地球に向ける。
「はやぶさ」大気圏突入前、地球撮影に挑戦 : ニュース : 宇宙 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だめだ、涙腺崩壊する。きっと、「はやぶさ」のAIはゴーストを獲得してる。

 そんな「はやぶさ」のペーパークラフトがJAXAで公開されています。今夜はペパクラでも作りながら「はやぶさ」の帰星を待ちましょう。再突入の時間は今夜の22時51分頃。

 おかえり、はやぶさ。

追記

2010/06/13

 はやぶさの帰宅。3:00あたりから始まります。

中継とか

参考

現代萌衛星図鑑

  • メーカー:三才ブックス
  • カテゴリ:単行本(ソフトカバー)

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