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Macで使えるファイル復元「PhotoRec」を使ってみた

Date 2009/12/17 11:18  Modified date 2016/06/25 Author Yutaka  Tags Mac open source software 使ってみた 情報処理 無料

 PCに取り込む前に、デジタルカメラのメモリカードから写真データを削除してしまった。なんてことはないでしょうか。そんなときに「PhotoRec」。削除したばかりなら復旧出来る可能性が高いですよ。Windowsはもちろん、LinuxやMacでも使えます。

Photorec
PhotoRec – CGSecurity

 人からデジカメの写真が取り込めないということで呼ばれたのですが、中身を見たらすでにメモリカード内の写真データが削除されていました。。削除されてるんじゃ取り込めないわな。。ということでそこで一度諦めたのですが、ふと、データ復旧ソフトで復旧出来るんじゃないか?と思って調べてみました。

 調べてみると、Windowsにはフリーの復旧ソフトがいっぱいあるのですが、Macはあんまりありません。あっても有償だったり。
 そんなわけで、VMwareFusion上のWindowsを使ってメモリカードのデータを復旧しようとしたのですが、USBメモリカードリーダライタを間に挟んでいるせいなのか、なぜかメモリカードを認識してくれなかったり、認識してもスキャンの時点で突然ブルースクリーン(ひーっ)が現れたり、まともに動かない。。。

 で、Macで使える復旧ソフト(※ただし無料に限る)を検索したところ、「Photorec」というソフトが出てきました。インタフェイスが英語だし、CUIだし、使いにくそうだなと思って避けていたのですが、こうなっては仕方あるまい。

 ですが、使ってみたら案外簡単でした。これ、いいよ。

使い方

 まず、PhotoRecのウェブサイトでファイルをダウンロードします。対応しているOSは以下のような感じです。

  • Dos/Win9x
  • WindowsLinux, kernel 2.6.x i386/x86_64
  • Linux, kernel 2.4.x i386/x86_64
  • Linux i386 RPM
  • Linux SRPM
  • Mac OS X
  • Non official version of PhotoRec for OS2

 今回はMacOSXを選択。
 ダウンロードして解凍すると「testdisk-6.11.3」というディレクトリ(数字の部分はVer.で変わると思われます。)が出てきます。そのディレクトリの中にあるdarwin/photorecがデータ復旧ソフト(?)です。

Photorec

 まず、復旧したいメモリカードをマウントしておきます。そして、photorecを起動すると以下のような画面になります。

Photorec

 disk1とrdisk1がありますが、両方とも同じディスクを指しています。
 ちなみに起動ディスクは出てきません。起動ディスクのデータ復旧をしたい場合は、rootアカウントを有効にしたりとか、ちょっとめんどくさいらしいです。まあ、最近のMacだと「タイムマシン」があるので、そっちの方が簡単かも。
 ここではdisk1を選択して、enterキーを叩きます。

Photorec

 パーティションの種類を選びます。デジカメで使っているメモリカードならば、「Intel」を選択しておけばたいていの場合はOKだと思います。

Photorec

 復元したいファイルがあるパーティションを選択します。といっても、デジカメのメモリカードの場合は1パーティションしかないでしょうから、ここでは「No partition」を選択します。
 [File Opt]で復旧するファイルの種類を選択出来ますが、どうせほとんど画像データしか入っていないので、そのまま[Search]へ。

Photorec

 ファイルシステムの種類を選択。ここでは[Other]を選択します。

Photorec

 復旧したファイルを保存する場所を選択します。どこに保存されるかは、
「Do you want to save recovered files in /Users/yutaka/Desktop ?」
というところで分かります。カーソルキーで保存したいディレクトリに移動したら「y」キーを押して復旧開始です。

Photorec

 指定したディレクトリに「recup_dir.1」というディレクトリが作られ、その中に復旧したファイルが納められています。

 日常的に使うソフトではないですが、いざというときにあると非常に助かるソフトです。英語&インタフェイスがCUIなので、ちょっと取っつきにくい印象がありますが、使ってみれば意外と簡単。操作がちょっと心配な場合は、データが消えちゃっても良いメモリカードなどで練習すると良いと思います。

参考

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