※弊社記事はたぶんにPRが含まれますので
話半分で受け取ってください。

信州の旅2009 – 牛に牽かれなくても善光寺の御開帳 – 渋滞編

善光寺のご開帳

 野尻湖ナウマンゾウ博物館を出発して、いざ、善光寺へ!7年に1度の大イベント善光寺の御開帳!

 平日だし、13時くらいに到着すれば余裕かしら、なんて思っていたら大間違いでした。御開帳をなめていました。駐車場に繋がる道は渋滞してぴくりとも車が動かない。普段なら車で3分とかからない道程に約1時間かかりました。。
 近隣の住民もそのことを心得ており、自分ちの敷地を駐車場として貸し出していました。。善光寺のオフィシャルの駐車場に比べたら距離も遠く、料金も高めなのですが、何時終わるともしれないこの渋滞に負けて、利用している人も結構いたようです。

 そんなこんなでやっと駐車場に到着したのが14:00ちょっと前。

善光寺のご開帳

 道路を挟んで駐車場の反対側に、善光寺のおみやげ販売所が出来ていました。「BRAND ZENKOJI」。。御開帳の時期だけの限定出店なのか、ずっとあるものなのか、ちょっとわかりません。

善光寺のご開帳

 やっとたどり着いた善光寺。
 手前に見える木の柱は「回向柱」。回向柱から本堂に伸びている綱は善光寺の本尊に繋がっており、この柱に触ると御利益があるとかないとか。

高さ10メートルの回向柱には前立本尊様の右の御手に結ばれた金糸が善の綱となって結ばれ、柱に触れる人々にみ仏のお慈悲を伝えてくれます。
御開帳について|御開帳を知る|七年に一度の盛儀 善光寺御開帳

 ここまで長い道のりでした。が、ホントに長いのはここからだったのです…

善光寺のご開帳

 とりあえず回向柱に触ろう、ということで、列に並ぶことにしたのですが、いったいどこに最後尾があるのか分からないくらい長蛇の列が。。(今日平日なんだけど、おまいら仕事は?)

善光寺のご開帳

 やっとたどり着いた最後尾。山門(注: 本堂ではない)が遠い…

善光寺のご開帳

 8分経過。あと少しで山門だ!

 と思ったところで、急に列が停止。しかも、列が前の方から2つに分かれていきます。まるでモーゼの十戒のように。(宗教違うけど。)

善光寺のご開帳

 どうやら善光寺の住職(上人)がお勤めを終えて帰るところに当たったようです。これは「お数珠頂戴」といって、石段にひざまずいて手を合わせ、住職に数珠で頭をなでてもらうというイベント。
 ちなみに男性の住職は「貫主」、女性の住職は「上人」というようです。

お朝事の前後には、法要の導師を務める善光寺住職(男性のお貫主さま、女性のお上人さま)が本堂を往復する際、参道にひざまずく信徒の頭を数珠で撫でて功徳をお授けになる「お数珠頂戴」の儀式があります。
【信州善光寺】 善光寺の行事

 ということで自分も跪いてみたわけですが、これ、どうも正面に向かって右側の人だけお数珠が頂戴できるようで(上人は左手に数珠を持っている)、左側にひざまずいた自分のような人は跪き損でした…不公平だ…
 しかしまあ、喜びの余り持ってる荷物を落としちゃうくらいありがたがっているおばあちゃんなど見ると、それに比べたら自分はまだまだ信心が足りないのだろうと思います(自分、無宗教ですが)。

 このお数珠頂戴は御開帳の時だけでなく、毎日行われている「朝事(朝のお勤めのこと)」の行き帰りでも行われるので、お数珠を頂戴したい人はこのときに行くと良いかもしれません。

善光寺のご開帳

 そんなこんなで、いよいよ回向柱に近づいてきました!

善光寺

所在地〒380-0851 長野県長野市元善町491
TEL026-234-3591
ウェブサイトhttp://www.zenkoji.jp/

関連リンク

関連する記事