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信州の旅2009 – ナウマンゾウ博物館に行ってみた – その4

ナウマンゾウ博物館

 善光寺の御開帳に向かう途中でちょっと寄り道して「野尻湖ナウマンゾウ博物館」へ。マンモスの骨も触ったよ!

 3階の特別展示室で収蔵資料展「ナウマンゾウとマンモスゾウ」をしていました。

ナウマンゾウ博物館

 展示室は2階の常設展示室の1/4くらいの広さでした。

ナウマンゾウ博物館

 アラスカで見つかったマンモスの寛骨(かんこつ)。つまり骨盤ですね。
 なんと、触れます!触りました!ふぉ〜!堅く締まった木みたいな手触りでした。

ナウマンゾウ博物館

 こちらはナウマンゾウの骨(化石?)。第13次発掘で発見されたものなので、常設展示で上映されていたビデオに出てきたものですね。化石の下の白いのは石膏。発見された化石はこんな風に石膏で固めて型崩れを防ぎます。(…とビデオで説明してました。)

ナウマンゾウ博物館

 展示室奧には野尻湖に生息している生物などが展示されていました。

ナウマンゾウ博物館

 こんなものも。なにか掃除をしていない水槽のようですが、これ、「ホシツリモ」という藻でした。説明文には「自然界からは絶滅してしまったと考えられている」とありますが、河口湖で再発見されたようです。

ということで野生絶滅となっていましたが、
かつての産地の一つ、河口湖にて再発見されました(Kato et al. 2005)。
野尻湖のものは雄、河口湖のものは雌だそうです。
シラタマモとホシツリモ
ナウマンゾウ博物館

 「ホシツリモ」と言う名前は、星形をした無性生殖器官がつり下がるように形成されることから来ています。

車軸藻の見分け方 | NIES コレクション
車軸藻の見分け方 | NIES コレクション

 しかし、こうやって調べていくと、野尻湖では化石やらホシツリモやら、かなり活発に研究活動が行われていることが感じられます。

ナウマンゾウ博物館

 最後にミュージアムショップを。

ナウマンゾウ博物館

 最近、個人的に収集しているカスハガが、なんと半額の150円で販売されていました!「大人気!」とある割には包装がちょっとよれてたり日に焼けたりしているのですが、これは化石感を出すためにビンテージ処理をしたためですね。わかります。
 そんなわけで購入。あとで中身を紹介するかも。(しないかも。)

 もちろん、カスハガだけでなく、ナウマンゾウのフィギュア等、心揺さぶられるアイテムがいろいろありました。ナウマンゾウ博物館を訪れた際はミュージアムショップも忘れずにチェックです!

野尻湖ナウマンゾウ博物館

所在地〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻287-5
開館期間3/20-11/29
開館時間9:00-17:00
休館日5、6、9、10月の月末日(末日が日・祭日の場合は翌日)
入館料一般・高校生500円(一般450円、高校生350円)
小・中学生300円(260円)
カッコ内は団体(20人以上)料金

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