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「にほんの里100選」新潟県内から2ヶ所選定

 朝日新聞創刊130周年、森林文化協会創立30周年記念事業として行われた「にほんの里100選」。新潟県内から2ヶ所選定されたそうです。

 2008年3月末締切で候補地を募集していたとのこと。応募総数は4,474件。その後応募のあった中から候補地絞込み、現地調査、最終選考を経て100選が決まったそうです。

対象となる「里」は集落と、その周辺の田畑や野原や草地、海辺や水辺、里山などの自然からなる地域です。
【1】景観 【2】生物多様性 【3】人の営み―― の3要素を選定基準としています。
にほんの里100選 企画概要

 選考基準は生物の多様性などの自然だけでなく、人の営みという点が含まれているのがポイントのようです。

 新潟県内で選定されたのは以下の2ヶ所。

新潟県佐渡市 片野尾・月布施・野浦

◆トキの舞う有機の田
 海沿いの細い路地や黒瓦の漁業集落、背後の高台にある棚田や畑。棚田では有機栽培も。昨秋、放鳥されたトキがすぐに飛来した。

新潟県十日町市 松之山・松代

◆豪雪・棚田・生き物豊か
 有数の豪雪地帯。地域全体に手入れの行き届いた棚田がある。ため池も多数あり、絶滅危惧(きぐ)種の水生昆虫が、当たり前にみつかる。

 こういうものに選定された場所は観光資源として活用されそうです。景観保護など、今までと取り組み方が違ってくるかも。今まで知られていなかった地域を知ってもらうチャンスになると思います。

 「にほんの里100選」は各都道府県で2、3ヶ所ほど選定されているようです。東京都は1ヶ所。長野県は最多の4ヶ所です。

 選定されたのは「地区」であり、地図の場所はだいたいの場所の表示なのでご了承を。

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