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歴史博物館、企画展「アイヌの工芸」開催

 長岡市にある新潟県立歴史博物館で企画展「アイヌの工芸 -ペンシルバニア大学考古学人類学博物館ヒラーコレクション-」が開催されています。

100年前にアメリカの人類学者ヒラーが採集し、ペンシルバニア大学に収蔵されている資料を中心にアイヌ文化の紹介を行います。
新潟県立歴史博物館公式ホームページ 企画展

 アメリカの大学に収蔵されているというのは意外な感じがしますが、日本国内にあるものよりも資料として貴重なものが多いようです。

国内のアイヌ資料はどこで、いつ集められたのか由来が明らかでない場合が多いので、海外に保管されている記録の確かな資料は貴重です。 伝統的アイヌの暮らしぶりを示す衣類・道具類や写真のほか、現代のアイヌの人たちの工芸も展示します。

 新潟の歴史博物館でなんで北海道のアイヌの文化?と思う人も多いかと思いますが、現代では「アイヌ=縄文人近似説」が主流になっているそうで、縄文時代の展示に力を入れている歴史博物館にとって、アイヌの展示は関係が深いもののようです。

 じつは「icoro(イコロ)」もアイヌ語だったりします。アイヌ語で「宝刀」や「宝物」という意味なんです。
 この企画展、行ってきたいと思いますー。

新潟県立歴史博物館 企画展「アイヌの工芸」
開催期間平成20年8月10日(日)-9月28日(日)
開館時間9:30-17:00
(入館は16:30まで)
入館料大人 500円
高校生・大学生 200円
小・中学生 無料
備考上記の入館料で常設展も観覧可能
新潟県立歴史博物館
所在地新潟県長岡市関原町1丁目字権現堂2247番2
TEL0258-47-6130
FAX0258-47-6136
Emailoffice@nbz.or.jp
webサイトhttp://www.nbz.or.jp/jp/index.html

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