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記念日。

 先日、個人的な記念日を迎えたのでした。ここ数年、毎年その日の夜は出かけて、ある場所に行きます。ホントは2箇所あるのですが、ここ2年ほどは1箇所だけ。一時期、地震の影響で行くことが出来なかったのと、その2箇所の場所が離れてるので、時間がかかるのと。
 まあ、行って何をするわけでもないので、儀式というか、そんな感じですね。日本によくある、一周回すとお経を一回読んだことになるものとか、神様を近くの宮に勧請したりとか、真っ暗な道を通ってリフレッシュしたりとか、こういっちゃなんですが、そんな感じの伝統的ご都合主義のひとつと思っていただければ。

 で、その場所に向かいながら、他の人にはなんてことない場所でも、自分たちにとっては特別な意味をもつ場所というのは、この世界に無数にあるんだろうなぁ、なんてことをちょっと思いました。

 たとえば、とてもきれいな夕日に感動した場所とか。たとえば、初めてのデートで行った峠の前にあるドライブインとか。今はもう、高速道路が出来たおかげで、あまりその道を通る人はいなくなったのでしょうが、その場所は、その人達にとっては、特別な意味をもっているわけで。

 そういう、様々な人たちの特別な場所が、自分の住んでるこの世界に無数にあって、これからも多くの人が、自分だけの特別な場所を持つんだろうなぁ、などととりとめのないことを考えたのでした。

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